会社に勤めていた時の人が羽咋市に住んでいる。名古屋から娘さんの嫁ぎ先であるその町にいるそうだ。携帯にかかる久々の電話の声。相変わらずお元気そう。話の内容は年金のお話。4歳下だけど今年から年金が大幅に減ったという。それを聞かれる。聞かれても特別な変化がないモノにとってはわからない。話は年金から会社員時代にさかのぼる。またもや同僚が亡くなっている。まだ若い。仕事を辞めてもうすぐ13年になる。この間何人の同僚が亡くなったことだろう。企業戦士として働き、ほとんど年金も受け取らず亡くなる。何と理不尽なことか。
夕方からはデパート内で開催中の某絵本作家の個展を見る。先日の磯江毅の絵を見て以来、どの人の絵もつまらなく見える。当分これは続きそう。絵を見た後はフルートのレッスンへ。雨も降っている。早めにレッスン会場へ向かう。その前に、絵の道具を購入。膠とFIXというスプレー缶。絵を習い始めて以来、すべての道具を先生に依頼して手にする。そのため次を買う際も同じものに限る。ところがお店の人は違うものをくれようとする。
先日もパステルを自分で買うとオイルパステルだった。まさかパステルにも色々とあることを知らず、この購入は失敗。それがあるので今回は慎重に同じものを要求。たぶん大丈夫だろう。
さてフルート。いい音が出だした。今年の発表会はきっとうまく吹けるはず、と自分に言い聞かせて…。これも自己満足でいい!ついついレッスンでも先生にそう言ってしまう。ちょっとした吹き方のコツをつかめば楽に吹ける。どうして今までできなかったのかが不思議。これも長く習っているからわかったこと。ナニゴトも20年続ければなんとかなる、と話された先生がいる。そう思う。
いい音が出だすと次はさらにまたいい音を出す吹き方をさらう。昨日は長い音を出す吹き方。最後に自然なビブラートが入る感じで吹く。このやり方で吹くと音も滑らかな感じになる。さらには息も長く続く。
レッスン後、日も暮れかかる時刻、家路を急ぐ。反対の道から人の声がする。長く会っていなかった近所の人だった。2歳も若いのに歩き方が変。旦那さんと犬の散歩がてら本人も一緒に歩いているという。歩き始めてまだ2日目とか。家に閉じこもっていると足も悪くなる。そう言ってあげてもいいけどこれは言えない。
この夫妻には若い頃お世話になっている。最初の会社を辞めてルンペン(?)生活だった。その時、習い物で知り合う。一番不安を抱えていたころ、よく声をかけてもらった。そして車であちこち連れ出してもらった。その為もあって、旦那さんもよく知っている。「お母さんは?」と聞かれる。ということはもう数年会っていないことになる。その人も母親の介護で忙しそう。
今朝は昨年の旅で知り合った人からメールが入る。今からベルギーやフランスのモンサミッシェルへ出かけるそうだ。来週にはネットチャンネルで2週にわたり仕事ぶりが放映されるという。メールをくれた人は染色作家であり、画家でもある。日展にも当選された人。さてさてチャンネルテレビ。後で調べよう。
昨日から今朝にかけての3人に人たち。何も変化がない日々に入ってくるこうした人とのつながり。これも元気であればこそ。今は若いころと比べるとよく動いている。何も一人ではできず暇を持て余していた若い日々。今はいろんなことを一人でやっている。やっぱり今の方がいい。今日も楽しく!
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