2015年5月28日木曜日

堀文子「一所不住・旅」展を見に行く

名のある建築家設計の建物が機能的だとはいいがたい。昨日の美術館でそう実感。以前直島へ出かけ、そこでもそう感じた。なんと同じ建築家だ。美術館内に入ると受付までの道がわからない。館内を歩いている人に聞くと、「わからなさでは全国でも有名な美術館ですから…」。無機質な空間にただ階段ばかりが目立つ。本来ならば、もっと褒めるべき建物かもしれない。しかし、これはいけん!ましてや経費節減とかで動くべき入口のエレベーターも停止されたまま。体の不自由な人は申し出るようにとの表示がある。停止のままならば、設置しなくてもいい!

神戸の美術館で一番感じたことだ。これと堀文子とは関係ないので、気を取り直してブログにアップ。館内に入るとなんという人の多さ。そして暗い雰囲気。これじゃ、絵を見るどころじゃない。何と言っても目が悪い。まずはコンタクトを装着、と思ってトイレを探す。ところが展示室内にない!これもびっくり。再度、入れてもらうように理由を話してコンタクトを入れに行く。

そこで、なんと驚くことしきり!向うから名前を呼ぶ人がいる。しかし、誰かが呼ぶ声とわかっても誰なのかわからない。そして自分を呼んでいるのかさえもはっきりしない。だが声をかけてくる人がいる。美術講座の人だった!広島市内でなく、神戸で知り合いに出会う。こういうこともある!?もしもコンタクトを入れに行かなければ出会わなかった?偶然は存在する!

堀文子の本を読んだり、テレビで見てこの人の生き方に感動。昨日も展示作品の横に書いてある文章。

テーマの[一所不住・旅]とは一つのところにとどまると 驚きや感動から遠ざかっていく・・その状態を恐れるので常に新しい状態に身を置くのだそうです。

知らない場所に出かけてそこで自分がどのように変化するのか知りたい、ようなことが書いてあった。そうか、それを求めて知らない国に旅行するのか。自分自身もそういうことで海外へ出かけるのか。特に日本とは異なる国、イスラム圏が好きなのはそうだったのか、と改めて気づかされる。

自分の思いを文章として、絵としてうまく表現するのが作家や画家の人たち。凡人はそれを読んで、あるいは見て気づかされる。これだけでも絵を見に行ってよかった!

展示品の中にみょうがときゅうりとなすびの夏野菜の絵がある。いま、日本画でこれに筍を加えた絵を描いている。同じ素材の絵なので、せめて絵葉書をと思って探す。しかし、その絵はがきの販売はなし。せっかく見に来たのだからと図録でなく、ほかの作品集を購入。3240円と図録よりも高い。

プレミアム展示室もせっかくだからと見学。何と言っても展示室が迷路のように広い。それも細かい部屋がいくつもある。この中でずっと監視する人たち。私だったらこの無機質な空間に長くいると気が変になりそう。

見終えると足は棒のようになる。外に出て喫茶を探すと、館内にカフェがあった。外から入って海を眺めながらティータイム。このカフェはヨーロッパ的な雰囲気があり、外にテーブルもある。カフェはフォルテシモ。名前もいい!アイスコーヒーとケーキのセットでしばらくティータイム。

真夏の暑さの中、朝早くから新神戸駅にむかう。行きの新幹線で新神戸駅下車後、市営地下鉄で三宮まで乗り、阪神電車で岩屋駅下車。ここから歩いて10分のところに美術館がある。帰りは美術館から歩いて岩屋駅に着いたと思った。ところが先ほど降りた駅とどう見ても違う。JRの灘駅だった。この駅から三宮まで乗車。阪神電車の地下3階の三宮駅よりもJRは路上を走る。地下鉄よりも移動手段としては帰りに乗ったJRが正解だった。JRはICOCAも利用可。

ともあれ、いつも利用しないモノにとっては不便この上ない地下鉄。緑のラインをまっすぐに行く…と教えてもらったとおりに歩く。だが、地下3階にいくまでがあまりにも遠すぎる。

無事、広島駅に到着。5日前、新幹線名店街が拡張オープンと知る。これを見逃すわけにはいかない。在来線乗換の前にまずは店内をうろうろする。広島土産尽くしの店内。カープグッズのお店、名産のレモン、もみじまんじゅう、日本酒などなど所狭しと並ぶ。

無いと言われるも広島から来た、と言って何とか1枚いただく
阪神地下鉄岩屋駅近くの歩道橋から見る美術館
おとなび利用で神戸まで安い旅をした。今のところ、暇と元気と経済的にもなんとかなっている。このうち、歳を取るにしたがって欠落していくのが早いのは元気だろう。その意味でも元気な今、機会を見てどんどん外へ出かけよう!昨日の携帯万歩計、12032歩。よく歩いた。まだまだ元気だ!
エントラスホール 

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