鳥の子紙を貼った木製パネルに下地を塗ること2回。グリーン系統の色に方解沫を混ぜて膠で溶く。次にパステル画で完成させた絵の通りの地色を塗る。これは地色に近い色と胡粉を混ぜて膠で溶く。同じ背景色にならず、もっと近い色を混ぜて再度、地色を塗る。これだけの作業で昨日の教室を終える。
自分自身、何をしているのかわかっていない。これに気付いて先生に尋ねる始末。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」のことわざ通り、知らないことは恥ずかしい。それよりも恥を忍んでわからないことを聞くほうが後々のためになる。先生もよほど可笑しいと思われたのか、「自分で口に出しながら作業を進めれば…」と言われる始末。こうなるとまるで実況放送?知らない人が見ているとついに頭が変になった、と思われそう。それよりも、もう思われているかもしれない。
この下地を塗る、は結構な作業。右の中指は水干絵具を滑らかにしたり膠で混ぜたりと作業の手になる。これはお風呂に入っても取れない。ついつい百号の絵を描く人は別のやり方があるのかと思ってしまう。すり鉢状のもので絵具をするらしい。いずれにしてもモノを習うということは大変。とはいっても徐々にわかってくると楽しみも大きい。
ついつい手を動かしながら用がない口も動いてしまう。2,3週間前、長く習っていたフルートの音出しでやっと気づいたことがある。そのことをフルートの先生に話す。何と先生からこれを習い始めから教えていた、と聞かされる。目からうろこ。
何でもわからないことは口に出して聞くこと。そう思った。昨日の日本画教室。疑問をぶっつけて気持ちもすっきりする。おまけにカープも5連勝。これも気持ちいい!さてさて今日はどんな日?これから泳ぎに行こう!今日も元気を出して!
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