昨夜の「こんなところに日本人」、スリランカ在住の日本人女性の話だった。このなかで女性は自らを「若布」と話す。のらりくらりと芯が通っていないようなさまで外海の浅いところに生えている「若布」。柔軟にその時々の気持ちを行動に移すさまを「若布」にたとえているのだろう。
飄々と生きてるようで実はこのような生き方は「若布」どころか「若竹」だ。まっすぐに我が道を歩む芯が通った人だ。表面が強く見えても心が弱い人はこういう生き方はできない。「柔能く剛を制す」。
思想・信条を人に押し付けず、自分の信じる道を歩む。素晴らしい女性だ。自分にはできない。だからテレビを見る人に感動を与えるのだろう。
昨夜のテレビによると2013年に世界で一番行きたい国はスリランカだそうだ。その年、スリランカに出かけた。テレビで見るスリランカの光景と違い、ツアー客は観光地を巡る。緑豊かな国、スリランカ。仏教徒の国である。
他にもBSでボースに嫁いだ中村俊子のテレビを見る。この俊子の話は『中村屋のボース』を読んでも覚えていない。ある画家との結婚が決まっていた。しかし、モデルとなった絵が出品され、それを見た親が結婚に反対。そしてボースと結婚。これはインド人とのお話。
スリランカとインド。久しぶり暑い国の熱いお話を知る。
熱いと言えば昨夜のカープは黒田で勝った!試合後の楽しみはネットでの試合結果。ファンの人たちの言いたい放題のネット。抑えが上手く行かず、結果的に逆転負けもある。それにファンは怒りをあらわす。5点のリードでも駄目なら、50点のリードが必要か、と。そして、カープはワルツを踊るのか、と。ワルツは3拍子のリズム。初日に勝って、翌日、その翌日は負けゲームならば、リズム感ではワルツとなる。勝ちゲームの時はこういった話題はない。「やったー、きたー、あ、あ、あ、あー」延々と続く喜びの声。これを見て一人で噴出す。そして一日が終わった気がする。
午前中は泳ぎに行き、夜はカープ。そしてその合間に見るテレビとタブレット。水泳中、声を掛けられる。スイミングキャップに気付いた人からだった。キャップにクラブ名のロゴが入っている。クラブに入っているのかと聞かれる。昔、入っていたと告げてもそれ以上深入りせず。
面倒な人、思想・信条を押し付ける人など煩わしい人に近づいてはいけない。すぐに誰とでも打ち解けるところがある。気を付けよう!そして、私も「若布」のように飄々として生きよう!
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