2015年4月13日月曜日

「敦煌」

新年度とともにいろいろな会費を支払う機会も多い。昨日はお寺の護寺会費。世話人から事前に何口でもOKの知らせがある。しかし、ここはいつも一口。親からバトンを次いで数年。お寺やお墓などに関する一切は手探りでやっている。1年ぶりで会う世話役の人。年を取ってからの1年は人にも変化をもたらす。山や外国旅行など歩きはお手のもの、と思われた人。ところが昨日は違っていた。かなり老けられている。一番の変化は遅い歩き。あれほどの人が…と思ってしまう。

他人ごとではない。今は元気と思っていてもいつかは誰も避けられない老いへの道。自分自身も他人の目にはそう映るかもしれない。

日曜日の午前中は予定通り泳ぎに行く。泳いでいるプールは午前午後の境に休憩タイムがある。休憩に入る前に泳ぐ。これは泳ぐ人も少なくなるため、泳ぐには絶好の時間。昨日は最後にプールから出る。途中、係に何時まで水泳可能かを尋ねると正午15分前までOKとか。かなしいかな、時計が見えない。そう話したためか、着替えていると謝りに来られる。時計を見なくても、メロディを流して終わりを知らせるとのこと。何と親切な応対、と感謝する。

午後はカープのテレビ中継がない。仕方なく、ネットのデジタル中継を見る。その一方、BSの映画で「敦煌」を見る。映画製作年度は1988年。その前年、シルクロードへ行った。「敦煌」出演者の一家族と偶然出くわし、トルファンのぶどう棚の下で一緒に民族舞踊を鑑賞する。映画の内容は言い表せない程難しい。原作は井上靖。小説は好きではない。だが、井上靖のシルクロード関連の小説は好き。28年前に出かけた敦煌。いろんな場面を思い出しながら3時間の映画を見る。

映画に出ていた中川安奈もそうだけど敦煌で知り合った4人が亡くなられている。十数名のツアーの3分の1はもういない。過ぎ去った年月の長さを感じる。見終わってネットで「敦煌」を検索。なんとYOU TUBEで閲覧可能。これには驚く。何でもありのネット。便利になった。今日のBSの映画は「喜びも悲しみも幾年月」。この映画の主題歌は知っている。しかし、映画は見たことがない。今日も映画を見る!?

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