2012年9月30日日曜日

気持を切り替えて

フルート発表会も無事終わった。無事といっても午後から始まったソロのリハーサルではさんざんのでき。途中投げ出してしまった。それでも皆、その様子を見ている。

演奏の前に控え室でチューニングメーターで音を合わせる。そのとき音がチューニングメータより高くなる。それはレッスンのときも同じ。先生から「高い」と言われるたび気持が焦る。それが舞台でのピアノとの音あわせでも出てくる。

それは演奏に入っても気持の上であらわれ、結果は散々な目に・・・。

そのため先生に本番では舞台に上がってピアノとのチューニングをしないと言ってしまった。

その様子を見ていた人が、舞台では上がるからピアノとチューニングする「ラ」の音をさっと吹いてすぐ演奏するようにと気遣ってくれる。そうはいっても先生は何とかいい音を出すようにと思ってしてくださっている。

ソロのリハーサルはなかったものと気分を変え、今度はアンサンブルのリハーサルに入る。これは大丈夫だった。全体合奏のリハーサルもOK。

リハーサル終了後、ゲストのリハーサル、休憩を挟んで本番となった。本番のソロは、リハーサルのようなひどさでなく少しホッとする。

その後は、落ち着きを取り戻して他の人の演奏を聞く。どの人も20年前後習っている人たち。皆上手になっている。演奏する曲目もどの人も素晴らしい。

次の発表会までの課題はチューニングメーターに音を合わせること。これを最低限の課題にしよう。

発表会が終わると打ち上げに行く。ゲストのソプラノ歌手の人とピアノ伴奏の先生夫妻。フルートの先生夫妻とその息子さん。そして私たち生徒。出演者全員の出席ではないけれでも、顔なじみの人たち。先ほどまでのフルートの良し悪しは忘れて楽しく飲んでしゃべって食べる。

発表会の司会は先生の旦那様。打ち上げでも会を仕切ってくださる。宴も佳境に入る頃には、先生の旦那様の司会で一人ずつ今日の感想を述べる。これもまたいろいろな話が出て楽しい。

発表会には昨年スペインで買ったワンピースとレギンスを着て出席。スペインから帰って早くも1年になる。1年の歳月はあっという間。1年後にはまた来年の発表会がくる。

この積み重ねでフルートも20年の歳月が流れた。リハーサルでの大きな失敗。すべてを忘れて来年に向けて頑張ろう。

〇〇先生、今日は気持が高ぶってリハーサルでは申し訳ないことを言ってしまいました。それもさっと流してくださって本番では何とか音が出せました。ありがとうございました。折角いい音を出すようにと思ってしてくださること。今日のことは反省して、来年を目指します。ありがとうございました!

明日から10月。気持をフルート・モードから大学・モードに切り替えて、さあ頑張ろう!元気を出して!

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