2012年9月15日土曜日

秋はいつ来る?

九月も半ばというのに毎日暑い。この調子だと秋は短く、すぐに寒くなるだろう。

昨日の夜は広島交響楽団の定期演奏会を聞きにいく。その前に知り合いのところに立寄る。

知り合いを訪ねるとニコニコとした元気そうな顔。開口一番「行くところが違うでしょ?旅行先はここじゃないよ」と発破を掛けると笑っている。

そして時に興に乗じて「ありがたく優しいお言葉」をかけられる。昨日はその言葉をそっくりそのまま返すと「そーう!そーう!」と言って大笑いする。

余りにも言ってることが当てはまるのだろう。

ラオスで一枚だけ買って帰った刺繍の派手なクッションカバー。それを丁度よいお土産と思い、手渡す。そのとき「これに座るとすぐに元気になるから・・・」とまた発破を掛ける。

それを手に取ってしばし眺め、飾りにしてもいい、という。飾らずに座って・・・!

知り合いは「水泳が体にいいよ」と言って褒めてくれる。水の中を泳ぐのも世の中の荒波を泳ぐのも一緒?何でもいいけど元気が一番。こうやって笑って話せるから大丈夫?

体のこと、旅のこと、フルートのこと等、他愛なく話す。元気が出てきたのかすぐに遊ぶ話も出る。そしてこのことを知らせてくれた人ともそこで電話する。話していても笑いは絶えない。これで一安心。

ちょっとだけが長居になってしまった。

定演は初めて聞くメシアンのトウーランガリラ交響曲。何と1時間15分も休みなく演奏される。それもオンド・マルトノという聞きなれない楽器を使用している。西洋の音楽というよりも時に京劇やインドネシアのガムランのようなアジアの香りが漂う。

それもときにどんな音も遮断されるほど、ただ演奏する楽器だけで会場が膨れ上がる。ものすごい音が鳴り響く。かなり印象に残る曲になりそう。

広響プロ改組40周年とかで会場は超満員。会場入り口までは階段に蘭の花がずらーと並び芳香を放つ。

プログラムを受取るとかなりの催事案内のチラシが入っている。2枚気に入ったものがあった。一枚はピアソラのタンゴの演奏会。これは一般のホールならば一人で行けるけど飲食を伴うところは一人では気が引ける。だが行きたい。さてさて・・・。

もう一枚は立花隆の講演会。この催しを行う会社の講演会はこれまで応募しても当たったためしがない。多分、会社関係の残りを一般に振り当てるためだろう。

それにしても暑い。今日は朝からエアコンをつけ、午前中買い物に出かけるときもつけたままで出かける。それほど暑い。秋はいつ来る?

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