2012年9月27日木曜日

「浮浪者風」

昨日の内田氏のブログを見ると「中国離れについて」投稿している。それはトヨタが中国での操業を停止することにある。内田氏はそのことの問題のはけ口を「日中両国民を『外交能力の高い統治者を選出する』というソリューションへ導けばよいのだが、たぶんそうはならないだろう。暗い気持ちでいる人間が下す判断は必ず間違ったものになるからである。」という。

昨日は自民党の総裁選が行われた。そのことと昨日の内田氏のブログとは関係あると思うけどどうなんだろう。

ブログによると「生産拠点の『中国離れ』はこの後たぶん一気に進む。」としながらも、かつて日本で起きたパナソニックの工場を移転したことを例に挙げる。だがそのときは、工場のあった守口市は火が消えたようになる。しかし、市民はその「不運」に黙って耐えていたという。

ところが、中国ではそうはゆかないとして、「人々は自分たちを『裏切った』日本企業を恨み、その反感は中国全体に拡がり、罷業や不買運動や工場や店舗への攻撃が起こるだろう。そして、ますます日本企業の『中国離れ』は加速する。」という。

このように日本でも中国でも「尖閣をめぐるナショナリズムの角突き合いで得をする人間は誰もいない。損をする人間は数え切れないほどいる。でも、損をする人たちは『オレが損をするから、領土問題でもめるのはやめてくれ』という言葉を口に出すことが許されない。この抑圧された『怨み』はどこに噴出することになるのだろうか。」と気にしながら内田氏は「外交能力の高い統治者の選出」を期待する。

尖閣問題での「中国離れ」、個人的にもそうなりそう。

話はガラッと変わって今日のこと。昼前、自転車で買い物から帰るといつもの「浮浪者風」の人が缶ビールを持って立っている。先日の菊のお礼を言った後「何を飲んでるん?」と聞くと、先ほどまで一緒に食事をしていた人のビールの空き缶を持っているという

今日の身なりは普通の恰好。「家がきれいだから中もきれい?」と聞くと「きれいよ」と返事。そして「心もきれいになればええけどね」という。

その人は夜でも昼でもお酒を飲んでいる。それもわざわざ外の道に面したところで飲んでいる。別に外で飲んでも誰にも迷惑もかけないのでいいのだけれど・・・。それでも何故と思って更に聞くと「人が好きなんよ」という。家の中で飲むより、人と話しながら飲むのがいいらしい。

そのためかいつも集会所の空き地か階段に座って飲んでいる。今日は太陽の陰になる空き地だった。横には市販の弁当がある。「花見じゃね」と言うと「短歌か詩を考えてる」という。ちょっとだけしゃべった後、自転車を庭に置いて家に入る。

「浮浪者風」に見えるのは外で酒を飲んでいる姿を見るからかもしれない。そんな人だからきっと余り人から話しかけられることもないのだろう。その人の家を知るまでは何か変な浮浪者のように思っていた。

尖閣問題も大変だけどそれは専門家に任せ、先ずは毎日の生活を楽しもう!もう少しすると幼馴染がやってくる。今日も「浮浪者風」の話で盛り上がる?

とはいっても何も「浮浪者風」はその人だけでなく、日本全体が落ち着きなくさまよっている「浮浪者」かもしれない。

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