午前中、尾道の人と最寄り駅で合流してJRに乗って演奏会場へ行く。
到着時刻は開演3時間余り前。互いの役割は知人から聞いている。しかし、会場では受付けの人たちが8名くらいで手分けしてプログラム配布などの準備中。とりあえずその人たちに挨拶する。だが、何もすることがないので尾道の人についてゲネプロ中の会場に入る。
そこでゲネプロが終わるまで見学。中に入って聞くのはいいのだが、誰もいない客席で2人で聞くことに違和感を覚える。何しろ、客席にいるものが少なく、舞台には合唱団やオケの人が百数十名もいる。
ゲネプロが終わると昼食。この間何も手伝っていない。しばらくすると知人が弁当を持ってやって来た。そして知人から2人は係りの人に紹介され、やっと会場の雰囲気に慣れた。
開演前、昨年スペインヘ一緒に行った人が突然受付けにやって来た。互いに久しぶり、と挨拶を交わす。その人はスペインで最初に知り合いになった姉妹の妹さん。「太ったね」と言われる。自分ではわからないけど、1年前はいちばん体重が少なかったかもしれない。母の亡くなったダメージが体重減少となり今より3キロ痩せていた。
そしてスペイン語の話になる。誰からか習っていることを聞いたらしい。「卒業したら教えて・・・」と言われる。「卒業したら祝ってくれる?」と逆に言ってしまった。とはいっても科目履修生。何をもって卒業となるのだろう。
合唱団は創立20周年の演奏会。もらったプログラムによると「明日への希望と平和への祈り」と題され、演奏曲目は
ベートーベン作曲
♪ 「献堂式」序曲
♪ Die Efre Gottes aus der Natur自然における神の栄光、
クリスチアン.F.ゲレルト詩
クリスチアン.F.ゲレルト詩
♪ Welten Singen~Christus am Ölberge
~世界は歌う「橄欖山上のキリスト」より
~世界は歌う「橄欖山上のキリスト」より
♪ ミサ ソレムニス「荘厳ミサ曲」
Kyrie
Gloria
Credo
Sanctuas-Benedictus
Agnus Dei
となっている。
開場になると人がどっと入る。何もすることがないどころか花束や贈り物で忙しく応対する。カメラマンは開演前のためか、やたらと受付で写真を撮る。ポーズをとって撮られるのならまだしも、そうでなくパチパチと何枚も写される。あまりいい気はしない。
演奏者へのプレゼントを受取る際、出演者の宛名、贈り主を書いてもらう。用意されているその用紙もすぐになくなる。演奏を聴きに来るだけでなく、どの人もプレゼント持参?
プレゼントといえば昼食前、尾道の人から知人と2人、もぎ立ての葡萄をいただく。大きな房のおいしそうな葡萄。なんと50房くらい実ったとか。いちばんよくできたものを下さったよう。
〇〇さん、大きな美味しい葡萄、ありがとうございます。
尾道は葡萄の産地とか。それにしてもありがたい。
尾道は葡萄の産地とか。それにしてもありがたい。
一緒に受付けを手伝っている人から合唱団の所属?と聞かれる。手伝っている人たちは合唱の先生の他の合唱団に属する人たち。異端者が突然顔を出すので聞かれるのだろう。
受付で先ほどの妹さんのお姉さんとも出会う。顔を見て思わず手を振って握手までしてしまった。スペインでお世話になった姉妹。懐かしかった。他にもフルートの人たち数人とも出会う。いつも会えない人たちと懐かしく接する。これも受付けをする楽しみかもしれない。
開演時刻になる。すぐに客席に入ると、中は満員。真ん中辺りに一つ席が開いている。そこに座って演奏を聴く。
演奏後、ステマネ担当の尾道の人に話を聞くと、ソリスト4名はかなり神経質だったとか。大きな会場でソロで歌う緊張はプロといえどもあるのだろう。
ともあれ、いい演奏会だった!
演奏後、客席を立つ際、合唱団の人とばったり出会う。「何故ここに?」と聞くと急に体調を崩し出演できなくなったとか。1年に一度の晴れ舞台。折角練習を積み上げてきて悔しかったに違いない。そしてその人から知人への託を聞く。それは知人と会ったとき話をしよう。
他にもスペインヘ行った数人と出会う。どの人も皆親切に接してもらう。2週間スペインで滞在中、相部屋だった人とも出会った。その人は顔を合わせるとすぐに「写真ありがとう」。そして「電話番号を教えて・・・」と言われ、互いに電話番号を交換する。その人は4キロ痩せたとか。そういえば・・・といって2人して笑う。明日にでもTELしよう。
今日は演奏会とミニミニ同窓会のような楽しい一日となった。合唱団の皆とは1年に一度会う!?まるで七夕のよう。それならばいっそうのこと七夕にすれば、と思うけど演奏目的はそうではない!!
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