狭い庭に咲くアジサイ |
そんな梅雨前のこのごろ、長く会っていない人と会う。先日は県北に住む人と会い、昨日は不意の来客と会う。
昨日午後、家を一歩も出ていないと気づき、自転車で出かけようとする。外に出てレモンの木についている小さな実を眺めているとチャイムがなる。玄関へ回るとなんと中学時代の同級生が立っている。それを見てびっくり!
その人とは30年くらい会っていない。すぐに家に入ってもらって話し始める。昨年母を亡くし、外に出ることが多くなった。それも暇さえあれば自転車に乗って外に出る。
昨日会ったその人はJRの踏み切り付近で見かけるたび声をかけたという。しかし、列車の音でその声も聞こえない。そういうことが何回かあり、昨日我が家にやって来た。
彼女とは中学まで一緒だった。その人が嫁いだ先まで遊びに行ったこともある。だが、互いに忙しくその後は音信不通となる。
我が家を訪ねて留守ならばメモを置いて帰ろうとしたらしい。ところが何分か違いで家にいた。
話していると、彼女はお母さんの介護で週2回実家に来ているという。99歳になるその人の母親は介護2。介護2は母を介護していてよくわかる。やっと歩ける程度。介護するなかで一番神経を使う状態だ。どの人も親の介護で大変のようだ。
ところが親よりも先に同級生が亡くなっている。我が家の前に住んでいた幼馴染の男子同級生も先月肝臓がんで亡くなったという。その人は高校時代は甲子園を目指し、野球で東京の大学へ入っている。ところが道を広くするためその人の家は立ち退きになり、最近の様子は知らない。それが、彼女によると先月、中学時代の同窓会があり出席した人から不幸を聞いたという。他にも亡くなった人もいるらしい。
昨日の彼女は表面的には中学時代と全く変わっていない。ところがアルコールを呑まないのに肝臓が悪いとか。
人に会えばどの人もあちこちが悪いと話す。皆、無理して生活しているのだろうか。
最近立て続けに2人の女性と2、30年ぶりに会う。会うことは嬉しい。だが珍しいことがあると何かなければいいが、と考えてしまう。そう思うこともないのかもしれないが・・・。
そんな話を今日も我が家でいつもの幼馴染と話す。皆何が起きてもおかしくない年齢に差し掛かったということだろうか。やっぱり元気が一番!
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