2012年6月25日月曜日

見知らぬ3人の女性から

今朝降っていた雨も上がり気持がいい。月曜日はプールへ行く日。勝手にそう決め込んで今日も昼前プールに出かける。今日は1キロ泳ぎ、水中歩行はしなかった。

最寄りの駅で見知らぬ女性から声をかけられる。「お母さんはお元気ですか?」。「どちら様ですか?」と聞き返すと「いつも車椅子を押していたよね」。

自転車に乗らず歩いていると時々、今日のように声をかけられる。それはいつも母を車椅子を押していたころの話。母は1年前に亡くなったと話す。そして車椅子でこの辺りで有名になってしまった、といって笑って分かれる。

亡くなる半年前まで、ほとんど毎日母を車椅子に乗せて買い物につれて行った。当時の様子を見ていた人は、今一人で歩く姿が奇異に映るのだろう。6年半も毎日のように車椅子を押していたから・・・。

人によっては車椅子を押すことが恥ずかしくて出来ないという。幼馴染も施設にいる母親の車椅子が押せないらしい。

この付近では我が家ともう1軒いつも車椅子を押している姉弟がいた。その人のお母さんは100歳のとき自宅で「もう寝る!」と言った後、顔をのぞくと息をしていなかったという。幸せな死に様だった。

それから2年くらいで母が亡くなる。その間、その人たちに親切にしてもらう。特に母を移乗させる際、重くて失敗することがある。そのときお尻が床に着くともうどうもがいても一人で抱えることが出来ない。そのたび、介護タクシーを呼んだり、家の前を歩く人に助けてもらったりしていた。

あるときその姉弟が車椅子で散歩中、何かあったら助けてくれるかと尋ねるとOKと言う。すぐに電話番号を教えてもらい、3回ぐらい助けてもらったことがある。いつも気安くすぐに駆けつけてもらった。今でもその姉弟には感謝している。

駅で声をかけられた女性から、世の中には車椅子を押すことが恥ずかしい人がいることを思い出す。

プールでも2人の見知らぬ女性から声をかけられる。先週、プールの水が冷たかったので浅い方から徐々に入っていると、じっとこちらを見ている。誰?と思いながら入って泳ぐ。その人たちは歩いている人たちだ。

向こうへ泳ぎきると2人の女性が笑っている。どこで会ったことがあるか尋ねるとプールだという。全く覚えていない。プールで声をかけられたり、笑顔で話されることがある。それも挨拶、と思っているので全く顔は覚えない。ところが今日の人たちは覚えていたらしい。

2人から「プル友」だと言われる。そして「若いね」と言われる。若い?に驚く。3人で一番年齢が多い、というと1人が生まれ年を言う。その人は私より4歳上で、もう1人と同じ年齢だった。

同じ年齢の人は自分の名前を名乗って、こちらの名前を聞いてくる。教えると、もう1人の名前も教えてくれ、3人でいつか食事をしようと言う。

今日は3人の見知らぬ女性から声をかけられた。話しやすく見られるのかもしれない。話しかけられて直感的にいい人と悪い人を見分けることがある。今日の3人は感じのいい女性たちだった・・・。

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