2011年12月27日火曜日

泳ぎおさめ

今朝も寒い朝であった。2日前から朝4時半ごろエアコンのタイマーをして寝ている。アサちゃんがいた頃はこの季節になると24時間エアコンを稼動していた。その癖が抜けそうにない。

この寒さ、市内の北部に住む姉の家は大変らしい。朝、電話してくるなり「雪はどう、元気?」という。雪は降ってないと話すと、姉の住むところは粉雪が降り続き、積もりそうだという。昨日も市内中心部に出ると雪はなく、着込んで出たので恥ずかしかったと笑って話す。

確かにこの年末は例年より寒い気がする。それでも今年が最後となるプールに出かける。幸い寒いながらも日が差している。プールの更衣室に入ると泳ぎ終えた人が2人いた。話をすると、寒いのでかなり勇気を出して泳ぎに来るという。

その気持、よくわかる。今朝も泳ぎにいくかどうかためらった。それでもプールに入ると気持がいい。

今日も1キロ泳ぐ。子供たちも休みに入ったのか何人か泳いでいる。泳いで方向転換する途中、隣のコースで歩いている男の人から「こんにちは!」と声をかけられる。泳ぎながら「誰?」と考える。考えても思いつかない。しばらくするともう一人の男性から何往復したか聞かれる。20往復と答える。

その人はさらに「上手に泳ぐんじゃけえ、ここで歩きんさい」という。「歩いたことがない」と話すと「歩いてみんさいや」という。それで「足が到(た)うかね」と聞く。「プールの底を上げたけえ、足はたう」とその人はいう。そこまでいわれるならと思い、初めてプールで歩いてみる。

ところがプールの中ではなかなか思うように足が進まない。するとその人は「若いんじゃけえ、さっさと歩きんさい」と促す。「若くはないよ」、「泳ぐより難しいよ」と話すとそんなことはないという。結局2往復プールの中を歩いて、今日は終えた。

「若いんじゃけん」云々は着ている水着のせいかもしれない。水着はFILAで派手に見えるらしい。以前水泳の先生もその水着をみて「なんと派手な水着じゃねえ」といわれたこともあった。

先週はプールで歩く人から指図され、いい感じがしなかった。今日の2人は先週の人と全く違って親切だ。

それにしても…と思う。歩く人は泳ぐものの観察をしているのかと。泳ぐものは顔を水に浸けて泳ぐ。ところが歩く人はプール全体を見渡しながら歩くことが可能だ。そのため暇暇に泳ぐものの動きを観察しているのだろうか。

今日は1キロ泳ぎ、水の中を100メートル歩いた。歩いたからかプールから出た後、いつもと比べて体が寒くない。その点はよかった。

今年はじめ、アサちゃんの介護の疲れか、相当体重が減少していた。もうこのままかと思っていた。ところが、最近よく寝る人間がさらによく寝る。そのためかやっと高校時代の体重にまで回復した。これをキープして来年も元気に過ごそう。ともあれ今日の泳ぎで今年も暮れる。新春は5日から始まる。泳ぎ始めはさてさて…。

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