2011年12月11日日曜日

コンサートに…

今日も寒い朝であった。起床時間は8時半。昨夜、ふと思いつき、夜10時半頃電話をした。勤めていた頃の人である。

彼女とは1年に1回くらい電話で話す。仕事を離れて9年が過ぎた。その人は一回りも若い。仕事を離れてから、彼女は関連企業に勤めている。互いに良き時代を生きてきた、と笑いあって話す。話していると勤めていた頃の気持ちが蘇る。明日からまた仕事に行くような気持ちになる。不思議だ。電話を切った時刻はなんと真夜中に…。早寝が取り得も昨夜は違った。当然起きるのが遅い。

なかなか会えないけど以前と同じように話せる人がいるのはやはり嬉しい!楽しかった!

今日は午後、我が家の近くのホールで開催されたコンサートに出かける。知人からチケットを2枚もらっていた。隣町に住む幼馴染を誘って聴きに行く。幼馴染はクラシックは初めてだとか。息子さんが友人の結婚式に出席するので里帰りしているという。

長く引き止めるのは悪いかなと思って聞くと大丈夫だという。眠くなるかも知れないといって幼馴染と後の席に座った。ところが演奏が始まると感動したようで前に座ればよかったと話す。

今日のコンサートのタイトルは「心に残る情景」。演奏者は地元で活躍している人たち。演奏曲目は歌い継がれる日本の名曲、心に残る名曲、心に咲く希望の花束、と銘打ったよく知っている曲だった。

日本の名曲は琴と西洋楽器とのコラボ。地元で活躍している人といっても見ていて「華」がある人がいる。ソプラノの女性はオペラで活躍しているだけあって見ごたえがある。それにピアニスト。その人は今回全曲アレンジしたとか。そしてフルートの人。この人もピアノ曲の「ラ・カンパネラ」の速い曲を見事に上手く吹いていた。

フィナーレは「ふるさと」を全員で合唱する。この歌、コンサートのたびよく歌う。やはり淋しさが増す。3番は歌えなくなってしまった。幼馴染もそうだったという。

初めてクラシックを聞いた幼馴染は相当感激していた。チケットをくれた知人に感謝、ともいってくれて…。

ふと思う。今は暇もあるし、元気だ。それに遊んでいてもどうにか生きていける、と。今が一番いい時期かもしれない、と思う。ちょっぴりある淋しさを除いては…。幼馴染もせいぜい遊ぼう、といってくれるし…。これもアサちゃんを介護したお蔭?これからもずっと見守っていて…。

0 件のコメント:

コメントを投稿