昨日の「拉致」ではないが、我が家も3歳違いの妹が誘拐されかけたことがある。
その光景を今でもはっきりと覚えている。
妹がヨチヨチ歩きの頃だ。家の外へ出ると2人の女性に手を引かれて遠くの角を曲がるのを目撃した。すぐに家に帰り、「人攫いだ!」と告げた。
アサちゃんは家を出ると「それはうちの子です!」と叫び続ける。やっと追いかけて手を離してもらった。大きくなるまで「〇〇ちゃんを〇子が助けた!」とアサちゃんは話していたことを思い出す。
小さい頃、妹は「お月さん!」と人からいわれるほど、愛嬌あるかわいい顔をしていた。そのため外に1人でいたところを連れて行かれたのだろう。
今朝の地元紙を見ると、見出しに「中2男子、傘で顔を突かれる」と載っている。余りTVのニュースを見ないので新聞でそれを知る。もうびっくり!なんと住んでいる町の話だ。
最近、拉致や誘拐の話は余り聞かない。だが先日のナイフで人を刺す事件が起きて以来、真似をするのだろうか。殺傷事件は多い気がする。
ヨソの話と思っていた。なんと似たようなことがわが町で起こるとは…。
お昼のニュースでは、中学校は日が落ちる前に授業を30分切り上げて下校させるという。小学校も父兄が見守っているとか。我が家は小学校の横にある。
学校といえば、昼過ぎ銀行のATMのところで高校時代の同級生の女性に声をかけられる。ずっと地元に住んでいるので学校時代の同級生は多い。それでも今日会った同級生は久しぶりである。
明日、明後日、獣医として牧場を経営している同級生に皆で会いに行くという。高校時代、地元の大学には獣医になる学科はなかった。そのため鳥取大学で学んで獣医になっている。当時の担任も参加するとか。欠席者が出たら声をかけるという。
声をかけられても急な話なので参加しない。今日会った同級生は旦那さんを昨年亡くしている。短時間、話しただけなのに同級生のなかにも亡くなった人が何人かいるという。
どうしている?と聞かれ遊んでいると返事する。その人はまだ働いているという。携帯電話番号を知らせあって同級生と別れた。
嫌なことが起きる世の中だ。余りあくせくせず、適当に楽しく生きていくのもいいのでは…と思ったりする。
そんな今日だけど、今から知人からもらったチケットを持って演奏会に出かける。
傘で顔を突かれないようにしなくては…。物騒な世の中になったものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿