2011年12月25日日曜日

中国映画から

この1週間、毎朝起きるのが遅い。このままこの起床時間に落ち着くのかと思うと恐ろしい気がする。

遅い朝食をとろうとすると短大時代の同級生からTELがかかる。許可を得て食べながら話す。行儀が悪いことこの上ない。申し訳ない。

お昼からは市の映像ライブラリーへ中国映画を見に行く。ここは10年振りか20年ぶりに出かける。日中友好協会や日中親善協会で中国語を学んでいた頃、中国映画に関心があった。そしてその情報も耳にしていた。

今では中国映画の情報はほとんどはいってこない。ところが先日、市の公共施設で中国映画特集のチラシを手にする。その上映は20日から今日までの6日間。映画は昨日のブログに書いたように余り好きでない。

それでも寒い中、思い切って街中にある映像ライブラリーに行った。今日の映画は「図雅的婚事」(トゥヤーの結婚)。

2006年の映画でベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品とか。舞台は内モンゴルだろう。広い草原と羊の群が画面に溢れる。見ていて頭が何か錯覚を起こしそうになる。余りにも自分の置かれている状況と違いすぎるからである。いい映画だった!

内モンゴルはずいぶん前のGWに行ったことがある。パオの中で目を醒ましたとき、外は雪が降っていた。1日で夏も冬もやってくる厳しい土地。一番の思い出は星が綺麗だったことと、食事の不味さ。いろんな国へ行ったけど、この内モンゴルと中国桂林の食事の不味さは他と比べようがない。「何でも食べてみよう!」の私でもこの不味さには閉口する。そのため、外モンゴル(モンゴル共和国)は行きたいけど、ちょっと考えてしまう。

旅の話題ついでに、先日から海外脱出組みがお正月を海外で…と繰り出している。もう少し早く気持に余裕ができていたなら、それも…と思ったりする。働いていた頃は、盆も正月もGWも海外に繰り出していた。父が亡くなってからはアサちゃんを一人にさせるのは…と思い、お正月は海外に行かないようにした。落ち着いたら来年からそれも視野に入れよう。

それでも29日には市内の某高層ホテルにバイト時代の女性と宿泊し、今年の遊びおさめをする予定。

やっぱり家でじっとするのは似合わない。映画の話題から気持が旅行にそれてしまった。ぐっと元気が沸いてくる。

今年夏、9年ぶりの海外旅行をした。来年からは以前の感覚を取り戻し、もっと、もっと羽ばたきたい!今はそれがささやかな来年に向けての希望である。

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