アサちゃんが亡くなって早くも1ヶ月以上経つというのに、今日も会社に勤めていたときの知人から「お供」が郵パックで送られて来た。
アサちゃんは自分が亡くなったときの遺言に「香典はもらうな」があった。送ってきた知人にその旨話をすると、「香典ではなくお供え」だという。確かに言葉使いとしては違っているが金銭をいただくということでは同じことだ。
知人はそれと一緒に107歳になる母親が毎朝食べるという東京の「かりんとう」も送ってくれた。
それにしても今年108歳になられるその母親はその年で「かりんとう」が好物とは本当に元気な人だと思う。住んでいる区の最高齢のみならず、市、県、国の最高齢にぜひともなって欲しい。心からそう思う。
人への思いやりは昨夜かかってきたTELにもあらわれていた。
その知人は我がアサちゃんを亡くしたことへの気持ちと毎日どうしているかということも思いやってくれた。そして音楽会への招待をしてくれた。
さらに先日は学生時代の知人が絵手紙を寄こしてきた。それには母親を10年前に亡くした気持ちと共に、毎月その命日には墓参りに行くと書いてあった。当然アサちゃんを喪った悼みも書いてあった。その返事には暖かくなったらゆっくりあって話をしようと書いて出した。
日本は東北関東の大地震の模様を連日メディアで報道している。それを聞く度、どうしようもない気持ちに襲われる。そんな毎日の生活で、人を思いやる言葉や行為は本当にすばらしい!
そんな毎日の中、今日は久しぶりにゆっくりと街中に出かけた。最初は、県立美術館で開催中の「二紀展」を見た。その後、デパートを2店見て周った。まず、その店にしか置いていない「アナゴ飯」を買った。次の店では持参してきたデパートの商品券でコート、和食器、ソーラー腕時計を買って帰った。
本来の目的は春らしい服を買うつもりだった。ところが長くデパートで買うという機会がなかったため、どんな服を買っていいのかさっぱりわからない。 今日の購入はあきらめた。
仕事を止めて8年半になる。その間、ほとんど服というものに無頓着であった。ところが4月からは新しい習い事をはじめる。気持ちを新たにして少しは自分のこともかまうようにしよう・・・。
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