2011年3月13日日曜日

マグネチュード9.0

今回の地震の規模は今日マグネチュード8.8から9.0に修正された。発生から3日目になるが、相変わらずすべてのメディアは地震関連一色に染まっている。それも無理はない。何しろこれまでで最大級の地震なのだから。

TV画面を通してみる被災の状況は目に余るものがある。戦争体験はないが、その状況は戦場と化している。

アサちゃんを亡くしてまだ3週間しか経っていない。それでも自分では元気に過ごしていると思っている。だが、この地震の状況を見て意気消沈しないよう我が身を奮い立たせる。

恵まれた世の中に生きている今、すべてのライフラインが止まった状況は想像するに余りある。

東京電力は今回の地震で被害をうけ、原子力発電が故障した。それにより消費電力の需要がまかなえず、明朝から都内において計画停電を実施するという。

ライフラインの中でも停電はすべての事象に影響を与える。すべては電力で動いている。

オール電化住宅ともてはやされ、マンションなどもオートロックとか「便利さ」だけが強調された。しかし、それらすべてはいざとなれば至極「不便」なものに化してしまう。

すべての事象は裏表がある。そういう面で言えば、このたびの天災もこれを教訓にして活かせばよいことか。

我が状況を見ても、アサちゃんを亡くしたことは本当に人生の不幸を一身に背負った感があった。それも裏返してみれば「一人でしっかり生きろ!」とアサちゃんが応援してくれていると思えば、それもまたいいこと。

ともあれ生きていればいろんなことが起きること間違いなし。死=無となるのなら、せめて生きているうちは何が起きてもいいように気力を充実させ、一日一日を楽しく、明るく、前向きに生きたいものである。

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