2011年3月4日金曜日

『週刊朝日』

アサちゃんを介護する前と後の生活リズムは180度の違いがある。その違いを修正するには相当の時間を要する。その期間が四十九日だとか。それ以後は以前の生活リズムを取り戻せるらしい。

それについて今朝図書館で読んだ『週刊朝日』今週号の記事に「遺族の免疫力の低下、精神異常、うつなどを避ける」ために「初七日や四十九日、一周忌などと死者を定期的に敬い、弔う日本の文化がある」という。

その記事の中で山折哲雄は「生と死」について「近代西洋的な死生観では、生と死の世界を断絶したものととらえる。これに対して、生と死は連続の関係にあり、人は緩やかなプロセスを経ながらあの世へとたどりつくというのが、日本人の伝統的な死生観です」という。

アサちゃんも日本人の死生観の通り、生から死に至るまで安らかに眠るようにたどっていったのだろう。そう思えば、残されたものとして安心する。

献花について「人は往生した人については慰霊となる」が、事故死や若くして命をなくした人にとっては「花の暴力と化す」という。この点についてアサちゃんの場合は今でも沢山の花に囲まれ、慰霊となっていると思えばこれもまた嬉しいことである。

そういえば7年前に大腿骨を骨折し、1昨年まで毎日のように車椅子に乗せてスーパーに行っていた。途中の線路脇には四季折々の花が咲いていた。その花を見たりときには摘んだりしてアサちゃんに持たせたりしたものだった。

そういう意味でもこれからはアサちゃんの好きな花だけは絶やさないように活けてあげたいと思っている。

我が今の気持ちは何を読んでも何を見てもアサちゃんのことを思い出す。そのため週刊誌の記事を見ても今朝のような文面に目がいく。これも当分は仕方のないことか。

そういう気分を紛らわすには時間が一番の妙薬だとか。それを待っていても仕方がない。とにかく体を動かして頭をカラッポにするに限る。まだまだ寒い日が続くらしい・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿