2011年3月3日木曜日

お供え

アサちゃん亡き後、ありがたいお供えを今日も二ついただいた。

一つは2年前にも大学院を修了したとき花を贈ってもらったことがあるヒトからの供花である。その花は昨日配達される予定だった。ところが留守にしていたため今日受け取ることになった。供花らしく真っ白な蘭の花とカーネーションなどが見事に籠に活けられていた。

二つ目は水墨画を共に習ったことのあるヒトからのお供えである。その人は遠くから我が家の近くに通われて稽古事をされている。その合間を縫ってアサちゃんをお参りしてくださった。

アサちゃんは自らの遺言に香典など辞退する旨を書いていた。当然おくられてきた香典類はそのままお返しする予定だ。ところが、花などは受け取らざるをえない。こういう場合はありがたく頂戴することにする。

アサちゃんがいなくなってもう2週間になる。寂しくないといえばウソになる。それでも今日のようにアサちゃんのお供えをいただくと素直にうれしい気持ちになる。その反面、ヒトには今日いただいたような思いやりを忘れないように・・・と自分に言い聞かせる。

一人になってこれから先何が待ち受けているかわからない。そんな中いつも思うことがある。きっとアサちゃんは我を見守ってくれていると・・・。そう信じて毎日アサちゃんの遺影に声をかけ、まだ二人でいるような気持ちで楽しく過ごしたい。

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