「しまなみ海道を素通りしないで!~村上海賊を訪ねて、能島上陸~」と銘打った日帰りバスツアーに参加する。このツアーは今月になって、テレビをつけた時にたまたま目にした「能島」に魅せられて急遽、バスツアーに参加した。NHKのテレビで目にした翌日のツアー申込とあってバスの席は一番後ろ。テレビの影響で申込者が殺到?と思いきや参加者は20名と少なく、いい旅だった。
ただ、どういっても連日の猛暑とあっては島への上陸も覚悟がいる。クルーズ船に乗船の際、ライフジャケットを身につける。暑い上にライフジャケット着用とあってさらに暑さは増す。ましてやかつて村上海賊がいた能島城址は小さな島で、近年まで桜が植えられていたが遺跡保存の邪魔(?)になるとかで伐採されている。そのため城址の本丸、二の丸、三の丸のうち二の丸と三の丸には全く樹木がない。樹木がないということは木陰がないということで直射日光をじかに浴びる。
二の丸跡ででガイドはライフジャケットを外すようにという。すぐに外すと幾分涼しい。しかし、それは束の間で45分間、能島上陸でガイドから説明を聴きながら観光すると帽子をかぶって日傘をさしていても頭から汗がしたたり落ちる。2回ぐらい頭から水をかぶった感覚になる。
出かける前はまさかこんな状況になるとはつゆ知らず、勇んで出かけた。島へ上陸後、クルーズ船から下船してバスに乗るとまるで天国ように涼しい。一仕事終えた感覚に陥る。この暑さの中、途中、まるで海外旅行に来たような気持になる。それは適当な疲れが頭を麻痺させて何も考えなくさせる、あの感じが海外に来たような気持ちにさせてくれる。
こんな気持ちを味わうとやっぱり海外へ行きたくなる。すべての現実から逃れるような感覚に陥る海外の旅。行きたい!
昨日のツアーは今年出かけたどのツアーよりも暑かった。まるで東南アジアに出かけたような暑さだ。というかそれ以上かもしれない。しかし、この暑さの中に出かけたのがよかったのかもしれないと思ったり。というのもクルーズ船は窓がない。海を航行するクルーズ船に乗船していると風は爽やかだが、時に冷たさも感じる。これが涼しい季節だと寒いに違いない。
近場であってもまだまだ知らないところがたくさんある。そういえば昨日の参加者の中に春に出かけた際に話をした人が参加していた。ツアー中の休憩時に皆で話をした際、一緒に出かけた人だと気づいた。ツアーに参加してもまず同じ人と出会うことはない。こういうこともある!?ツアーの写真は後日、アップしよう。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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