2022年7月20日水曜日

哲代さん、テレビに!

 今年の梅雨明け宣言は異常に早かった。が、本来の梅雨明けはもう一雨降る明後日が妥当なようだ。昨日は住んでいる地区も市内の他の区と足並みをそろえるかのように大雨注意報が途中から大雨警報に変わった。雨脚は注意報も警報も同じ。警報が出てしばらくすると雨も止む。止んでも地盤が緩んでいるため警報解除は夕方になった。その間、雨の降り具合はどうかと気にしながら一日を過ごす。

 今朝は朝から晴れて気分までが晴れる。昨夕、地元の民放テレビは尾道在住の102歳ひとり暮らしの石井哲代さんの生活ぶりを映し出す。地元紙に毎月1度掲載中の石井哲代さんを見たことはあるが映像を見るのは初めてだ。新聞報道でおおよその生活ぶりは知っていてもテレビで見るとさらによくわかる。到底102歳とは思えないほどしっかりされている。

 テレビクルーは哲代さんが服を買う様子を映す。何歳になっても同じ服を着てゆくわけにはいかないらしく新たな服を買われた。今回はテレビ局がプレゼントしたようだ。これを見てコロナ禍になって日用品以外、ほとんど買わなくなっていると気づく。ナニゴトも気持ちが冷めてはいけない、とわが身を反省。

 購入された服はデイサービスに着て行くそうだ。以前は槙でお風呂を沸かされていたが今は週2回のデイサービス通いでお風呂に入るという。取材の日は柏餅をつくっておられた。柏餅の柏の葉を他の葉に代えてつくる。近所の人や以前の教え子だろうか、皆さんで作っていた。ガスは歳を取ると一番危ないと思っているが、哲代さんはガスを使っている。これにもびっくり。この頃は要介護1らしい。家の前はかなりの急な坂道で電動カーに乗って移動される。頭がさえておられるのだろう。が、この日は購入したばかりの服をどこに置いたかわからず取材班に着るように促される。10分くらい探して見つかったらしくその服を着てデイサービスにお出かけだ。
 
 哲代さんは自分の親と近い世代。そう思うとやっぱり102歳でひとり暮らしの哲代さんはすごい人だ。大雨警報中、こういう番組を見ると自分自身、「頑張れ!」と励まされているような気持になる。暑いじゃどうじゃ、とやる気のなさを嘆くよりまずは石井哲代さんを見習おう!そしていつもこういったお元気な人を見ると顔に表情がある。そう感じる。喜怒哀楽、なんでもいい!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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