2022年2月16日水曜日

「老後は成果主義の価値観より、単なる趣味こそが人生を支える」

 2月14日のネット記事に稲垣えみ子の「老後は成果主義の価値観より、単なる趣味こそが人生を支える」〈AERA〉がある。記事の最後に「例えばピアノを習いメキメキ上達して発表会に出て『すごーい』と言われることをゴールになどしてはいけない。そのような成果主義は『第一の人生』の価値観である。下り坂を行くものがその価値観のままでいては敗北と恐怖の人生となろう。その圧倒的現実と向きあった先に、単なる趣味が人生を支える豊かな泉となる」と書いている。

 これを読んでフルートの発表会を思う。長く習っていたフルートだが2年半くらい前からYOU TUBE先生の動画を見て練習している。とはいっても最近は20年くらい前にさらったリベルタンゴを再度練習している。フルートの発表会は何回も出たが「すごーい」といわれることは一度もなかった。というかその真反対で演奏後はいつもがっかりだった。そのため「すごーい」のゴールは自分とは無縁だった。元来、「成果主義」に組み込まれない人生を選択しているモノにとってはこういったことはどうでもいいこと。

 フルートを習おうと思ったのは音楽の基礎から学べるものを、との気持ちがあった。だが、そこには肺活量がネックになる。高校の頃の肺活量は1900くらいと少なくためらいがあった。習っても音が出ずにすぐにやめるのではせっかく買ったフルートがもったいない。今からちょうど30年前に当時の金額で50数万円の総銀製のフルートを購入。もっと安いフルートはある。が、ある程度の金額の物を買えば途中で挫折しないのではとの思いから購入した。

 30年後の今も使っているからこれはこれでよかった。習い始めはグループで習っていた。が、音が出るのは人よりも遅れた。さらに肺活量が少ないために息が続かず、3秒、5秒、8秒、とロングトーンの練習をした。今でも10数秒くらいしか長く続かない。が、その後に測った肺活量は2500と増えた。練習を続けていれば何とか吹けるようになってゆくものだ。

 フルートを習う前に自転車と水泳を始めていた。フルートもこの2つに加えて有酸素運動になる。この3つは相乗効果となるのか風邪もひかずに元気だ。とはいってもフルートをやっていて途中で何度か躓いたこともある。稲垣えみこがいうように「単なる趣味が人生を支える豊かな泉となる」は自分にとっても間違いなくそうである。フルートを通していろんな人たちと知り合えた。だが、今はその人たちともコロナ禍でなかなか会えない日々。この時季恒例のフグを食べる機会が去年と今年はなくて本当に残念!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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