朝起きてまず目にするのは新聞で、時間の経過とともにパソコンでネット情報を見る。その時、自分にとって都合のいい情報にだけ目が行く。そして意識しなくても悪い情報をスルーしている。そうしないと器の小さい人間にはすべての情報を受け入れることが心の負担になってゆく。これでは情報が偏ってしまうかもしれない。が、自分の身を守るためにはこれも一つの生き方だ。何もかも受け入れてしまうとそれがストレスとなり、その結果、病気になってしまう。
昨日も都合のいい情報を目にする。それは幻冬舎on-lineに小嶋 勝利が書く〈同じ「おひとり様」でも…家族がいた場合のほうが悲惨なワケ〉である。これによると「人の一生とは面白いもので、子供として生まれ、親に生活の面倒を見てもらいながら成長し、やがて親と対等な立場になり、最後は、親の面倒を見る立場になっていく。こう考えると、親の面倒を見ることができる子供は、幸せな子供なのかもしれません。『親孝行、したい時に親は無し』。昔の人は、うまく表現したものです」の記事だ。
このなかの「親の面倒を見ることができる子供は、幸せな子供なのかもしれません」の件に妙に納得する。ほぼ最期まで親と暮らしたので親の面倒をみるのは当然という気持ちだった。(誰か親の面倒を見てくれれば……)と思ったことはない。先日、屋根の工事で姉に相談したとき、姉は何を思ったのか「〇〇ちゃんに親の面倒を見てもらったのでお礼を用意している」と金一封を封筒に入れているという。もちろんそんなことは露にも思っていないのでもらう気はない。姉も歳をとって親の気持ちがわかりだしたのか突然、そう言われて少々驚く。親の死後、兄弟姉妹でもめるという話をよく聞く。我が家には遺産がなく、もめることはない。今日も暖かくなりそうだ。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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