大手旅行社であるJ〇Bからハガキが届く。葉書裏面を見ると「閉店のご挨拶」とある。(ああ、ついに閉店か、道理でパンフが来ないよね)と、かなり残念な気持ちになる。葉書の内容は今月末をもって広島支店閉店とあり、今後は「大阪の西日本販売部、および東京本社より、海外旅行商品を中心にご案内させていたたくことになりました」とある。これを読んで(もう海外旅行はするな)と、言われたような気持になる。もしかしたら福岡も閉店になっているのかもしれない。
近鉄関係のクラブツーリズムは11月の日帰り旅で添乗員から昨年3月をもって広島を閉じたと聞いた。その時はまだJ〇B があると思ってそれほどがっかりしなかった。が、今回のこの知らせはかなり衝撃的なニュースである。広島には他にも旅行社はあるがJ〇Bほど利用したことがない。ましてや旅行社の名を聞いただけで拒否反応が出そうになる会社もある。
今はコロナ禍で旅行どころではないが、それでもコロナが収束すれば、また海外に行ける、と淡い期待を抱いていた。その夢が壊れつつある。しかし、こうなったら(何が何でも何歳になろうとも、もう1回いや、何回も海外に行くぞ)、と気合を込めて元気でいなくてはいけない。
昨日、直木賞受賞者が発表された。その中に今村翔吾がいる。(この名前、聞いたことがある)と、思って年賀状を確認。旅で知り合った人からの今年の年賀状に「今村翔吾さんと会いました」とある。今村翔吾の本は読んだことがないが司馬作品の合間に読んでみよう。
旅で知り合った人といって、年賀状を再度見直す。海外旅行の良き時代に知り合った人から今年も年賀状をいただく。今はペルー、パキスタン、チベット、シルクロード、スリランカの旅で知り合った人たちになったが、どの人たちとも長い付き合いになっている。他にもたくさんの人たちと知り合ったが既にこの世におられない。先ほどの今村氏と会ったという人とはパキスタンの旅で知り合った。もう33年前のことになる。この人たちを見ると皆さん、辺境の地で知り合っている。そのほとんどの旅先でただ一人高山病にかかった。が、厳しい環境の旅の道中、皆さん、いい人たちばかりで本当に楽しい旅だった。
ペルーの旅で知り合った人たちはツアー同士がその後、結婚されて今は中学生の一男のパパとママになられている。毎年、写真入りの年賀状を送ってもらい子供さんの成長ぶりがよくわかる。チベットで知り合った人は年齢を経て今年の賀状で終わりにするそうだ。シルクロードの人は体が弱っておられるようなのに年賀状を書いてくださる。スリランカの旅は宮崎のお坊さんで一昨年の賀状には体が壊れたと書いてあったが今年のはコロナが収束すれば〆の仏跡巡りに行きたい、と書かれている。
またいつかきっと楽しい旅に出られることを待ちわびて、気合を入れて頑張れ!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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