2022年1月21日金曜日

「橳」は国字

 昨日の地元紙の識者評論欄に橳島次郎の記事がある。橳島という名の「橳(ぬで)」は初めて知る文字だ。この字は木篇に勝がつく。(めずらしい名前)、と思って電子辞書に収めてある「新漢語林」で調べる。〈ぬで。橳島は群馬県前橋市の地名。「木+勝」はぬるで(ぬで)の別名、かちのきの「かち」を勝ちで表し、しかも、「ぬで」と読ませる国字〉とある。

 さらにネットで調べると〈橳島(ぬでしま、ぬでじま)、橳嶋(ぬでしま、ぬでじま、ぬてじま)、橳嶌(ぬでしま)は、日本の地名、日本人の姓。難読で知られ、橳は国字であるが、JIS基本漢字に未収録だったことから環境依存文字となり、ひらがな表記も多かった。後にJIS X 0213では収録された〉ともある。

 この国字が気になりさらに国字の数も気になる。ネットで国字を検索すると〈「漢字辞典」on-line〉に掲載がある。それによると「国字とは日本で作られた漢字のことで、和字・和製漢字などとも呼ばれます。国字かどうかの判断は辞書・辞典によって異なり、明確に定義されてはいません」とある。国字の数も定かではないのかもしれない。

 それにしても聞いたこともない知らない文字が多すぎる。これは文字だけでなく何事においてもそうだが……。

 昨夕、電気屋からベランダの屋根の工事の見積書を受け取る。工事をする人たちは県北からやってくる。大寒のこの時季、雪で市内まで来れないのでは?と問うと毎日市内に来るそうだ。近いうち、工事になるとか。年末に屋根の工事が終わり年始はベランダの屋根の取り換えが始まる。

 これが終われば、さあ何処かへ遊びに、となればいいのだが連日、コロナ新規感染者が過去最多を更新している。昨日の新規感染者は1569人。昨日から院展が始まったというのにこれほど感染者が増えては市内まで出て院展を見る気持ちになれない。しばらく様子を見てからにしよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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