昨日は 県内4か所の名所旧跡を訪ねて紅葉狩りを楽しむ。コロナ禍の中、久ぶりに出かけるバスツアーだ。かなり楽しみにしてこの日を待った。案の定、好天にも恵まれ、お日柄もよかったのか三景園と今高野山では新郎新婦の写真撮影が行われていた。
広島駅新幹線口2階にあるペデストリアンデッキに集合。久しぶりのツアーで緊張するが待てど暮らせど添乗員は現れず。(どうしよう?困った)とあたりを見た時、女性連れがいる。(もしかして同じツアー?)と声をかけるとそうだった。この人たちも途方に暮れていたらしい。集合時刻間際で添乗員が来た。その言い訳はなんとトイレが混んでいた、と。
22名のツアーはまずは三景園を目指す。ここは広島空港ができた時点で作られた公園だ。この春にもツアーで出かけたが、春の時季は秋の紅葉のような感動はなかった。今回出かけた場所は連日、新聞やテレビで話題となった。とくに佛通寺と今高野山は紅葉の美しさを連日メディアが賑わす。
1時間ほど三景園の園内を歩く。この観光だけですでに5000歩近く歩いていた。この調子だと一日、かなり歩くはず、と思ったら携帯万歩計は1万5千歩になる。空港エリアにある三景園のそのまた近くに八天堂がある。ここも今春のツアーで訪れた。このカフェテリアで早い昼食をいただく。ここはパンで有名だ。
県内のバスツアーなのでバスの乗車時間は少ない。そのためかどこの観光地についても1時間くらいのフリータイムがある。次の観光地である佛通寺に着くと紅葉の美しさに目を奪われる。本堂では特別拝観もできた。
何度も出かけている佛通寺だが、今回初めて開山堂に参った。開山堂への参道は含暉坂(がんきざか)というそうだが、時間もあるので石段を登ろうとした。後でパンフを見ると200段近い階段とある。登り始めはよかったが、途中、戻る人に聞くと急な石段があるとのこと。今回もトレッキングシューズで出かけたので足元は大丈夫。たった200段だった、とは後で言える数字だが、結構登り切るまではきつかった。とくに途中から一段の石段が高く、上まで登り切ったことで大分気をよくする。そして、まだまだどこへでも行けそう、と安堵する。
佛通寺を後にすると御調八幡宮へ。御調(みつぎ)八幡宮のある御調へは初めて出かける地だ。その後、今高野山へ行く。ここも今春に来ている。和服の新郎新婦の姿があった。真っ赤に燃える紅葉と黄や緑のグラデーションは今朝の地元紙にも紹介されている。今年の秋の紅葉を満喫した一日は終わった。まだまだ元気を出して遊びたい。
話は変わって一昨日のNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の番組最後に浅村スミ子さんが出られた。御年104歳。戦争で婚約者を亡くし、今までその人を思い続けて結婚せずに生きてきたそうだ。家を継ぐために養子を迎え、今ではひ孫も生まれてお幸せそう。2年前の102歳になる頃、自宅庭にいた時に鶴瓶が突然現れる。それから2年後の今回、104歳になられてテレビのリモートで出演された。その人が番組最後で話された言葉に出演者一同の涙を誘う。見ている者も涙なくしては見られなかった。その人曰く「考えてみればあわれな生涯だったかもしれませんが、私にとっては幸せな生涯でしたよ」。この「私にとっては幸せな生涯でしたよ」と言える人は素晴らしい。我が人生もそう言える生涯でありたい!
旅の続きは後日のブログで。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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