2021年11月18日木曜日

「秋の紅葉絶景ハイライト」日帰りバスツアー

 2021年11月16日、「秋の紅葉絶景ハイライト 佛通寺・三景園・今高野山龍華寺・御調八幡宮」と銘打った日帰りバスツアーに参加した。お天気にも恵まれて快適な旅となる。旅の参加者は22名。コロナ禍のご時世の旅だった。が、感染者が減少しているためか、一時のあの厳しかった緊張は解けて少しだけ緩い旅だった。

 大手旅行社の旅だが今年3月末をもって広島での営業を閉じ、日帰り旅は博多、泊を伴う旅は東京の事業所が行う、と添乗員は話す。道理で広島発の旅が少ない。添乗員は3,4年前の日帰り旅に参加した人と同じだった。ツアー客も添乗員も再度お目にかかることはまずない。が、今回は添乗員が外国の人だったので覚えていた。先方も覚えてくれてたようだ。

 広島駅からバスは出発。高速に乗って1時間くらいで広島空港に着く。途中、高速道の両側を見ると霧の海だ。空港周辺に三景園がある。またホテルやお昼を食べる八天堂カフェリエがある。今回出かけた4か所はいずれ劣らぬほど紅葉真っ盛りだ。カメラで写すとどこも見事な紅葉なので写した場所がわからなくなる。カメラの写した時刻で場所を確認するほどだ。予定の行き先を変更してバスはゆく。

 三景園 
 
 もらったパンフによると「広島県の代表的な景観である里・山・海をモチーフとした日本庭園となっている。……人々を四季折々の花木の美しさで魅了する」という。秋はどういっても紅葉の季節。美しかった。1時間、園内を散策していると洋装の新郎新婦が写真に納まっていた。



 
 佛通寺

 何度か来たことがある佛通寺。母とも来たことがある。初めて佛通寺に来たのは中学1年か2年の林間学校だった。当時は臨海学校と林間学校があったが、泳げなかったので林間学校にした。初めて座禅を教えてもらったのもその時だった。が、今となっては林間学校できた、ということ以外は何も覚えていない。

 パンフによると「1397年小早川春平が高僧・愚中周及禅師を迎え開山。日本屈指の禅道場として知られる臨済宗佛通寺派の大本山である佛通寺は往時には山内八十八か寺、末寺三千余寺に及ぶ広大な規模を誇った。参道の紅葉の美しさは県内有数」とある。メディアでも取り上げられた影響か平日にもかかわらず大勢の観光客だった。迎えてくれたのは県の天然記念物でもあるイヌマキ、という大木。この日は期間限定の特別拝観もあった。もらった入場券代わりの名刺大の御札を見ると「南無間観世音菩薩守護」と書いてある。これは捨てると罰が当たる!?

 
ぐるっと歩いて回る「渓聲の小道」
 
 以前来た時にもあったのかどうか覚えていないが「渓聲の小道」があった。さらに歩いていると「開山堂」とあり、石段が続く。何度か佛通寺に来ても開山堂へ参ったことはなかった。時間もあるので登ることに。この参道は「含暉坂」(がんきざか)というらしく200段近くの石段を上る。登り始めはいいが、途中から石段の高さが高くなり、平坦な石段でなくなる。参って戻る人に聞くと「結構険しい石段ですよ」と。こういう時は「ああ、もうすぐ着きますよ」と言ってくれればいいのに、と思ったり。運動不足がここに来て息苦しさも半端ではない。さらにはマスクをつけてる場合じゃない。苦しさが勝る。久々に激しい運動をした感じになる。
開山堂

多宝塔

開山堂までの含暉坂

見事なグラデーション
 御調八幡宮

 御調(みつぎ)八幡宮は初めての場所だ。なぜか季節外れとも思えるカラーが咲いている。もしかして違う花!?
これはカラー?
 御調は以前は御調郡だったが今は尾道市になっている。パンフによると「769年道鏡事件に連座し、法均尼がこの地に流され宇佐八幡宮を勧請したことが始まりと伝えられ、室町幕府八代将軍足利義政寄進による木造狛犬が残っている」とあるが、狛犬はわからなかった。ここも見事な紅葉だった。

御調八幡宮
 今高野山龍華寺

 この春にも来たことがある。が、春よりも秋の紅葉が勝りそうだ。ここでも和装の新郎新婦が撮影していた。今高野山も頻繁にメディアに取り上げられる。見事なグラデーションは何物にも代えがたい美しさがある。




まさに燃える秋 絵になりそうだ

絵にできたらいい
 久しぶりに出かけた日帰りバスツアー。コロナ禍で家にいることが多い。が、まだ体力は大丈夫、と確認した旅だった。どういってもよく動いた。頑張れ、まだどこへも行ける!そう確信する日となった。また動くたびによく汗をかいた日ともなった。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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