2021年5月4日火曜日

徹子の部屋を見て

 昨日の「徹子の部屋」に岸恵子が出演していた。御年88歳になるという岸。徹子さんも同じくらいの年齢だろう。2人ともこの何年間かに大腿骨などの骨折経験がある。年を経て大腿骨を骨折すると寝たきりになるケースが多い。ところが2人ともお元気そうだ。

 2月に10年のパスポートを更新した。その後もコロナ禍が激しさを増し、外国旅行をすることは考えられなくなっていた。ところが昨日の番組で岸は次に出かけたい国としてアフリカをあげ、徹子さんは情勢厳しいミャンマーをもう一度見たいと話す。

 これを聞いて驚くとともに米寿を過ぎてもまだ行きたい国があると知って、(米寿まではかなりの年数がある。まだまだ外国に行かれる!)と気を大きくする。今は幻のパスポートとなりつつある。が、昨日の2人の話を聞いて気を強くする。

 母は外国旅行を一緒に、と話した時、食事が困ると言って一度も外国へ行っていない。一番遠いところは沖縄旅行だった。外国は無理でも国内旅行を、と母を旅行に連れ出したのは父が亡くなった年の秋だった。その時の母は75歳。母の青春がこの時から始まった。30余年前に開始した母たちとの旅行は今のようなパックツアーでなく自分たちで出かけた旅だった。

 母の米寿の歳に行こうとしたその旅の数日前、母は大腿骨骨折で入院した。その時も旅行社へ高知の旅を申し込んでいた。母は75歳から87歳まで母の子、孫たちと一緒によく出かけた。そう思うと今の自分の年齢ではまだまだこれからどこへでも行かれる気がする。コロナ禍で外国旅行だけでなく国内旅行も出端を挫かれた。が、(これからもまだ、大丈夫じゃ!)、と昨日の徹子の部屋を見て気づかされる。さてさて私の次に行きたい国は何処に……。旅行社に最後に申し込んだ旅はチュニジアだった。世界情勢とコロナ禍で行かれなかったが……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿