2021年5月11日火曜日

紫片喰(むらさきかたばみ)

 今年もレモンは多くの蕾をつけている。膨らんだ蕾は白い花を咲かせる。が、どうも結実までに至りそうにない。レモンにはリン酸カリウムを施す、とシルバーに教わったことがある。昨年は70個くらい実がなった。その前の年は100個くらい実をつけた。多く実がなると楽しさも半減する。何と人間はわがままなことか、と自分を振り返る。レモンは少なくていいとの気持ちがわいてきて肥料を与えずにいる。

 レモンの木の下には春の草が狭い庭に広がる。先日その草を抜いた。ところが、昨日見ると1本だけピンクの花をつけている。背丈は15センチくらい。これはどういう草?と思って電子辞書にある植物図鑑で探す。葉っぱはしろつめ草に似ている。が、花の形がこれとは違う。電子辞書をあきらめてパソコンで探す。春に咲くピンクの草花で探すとあった!紫片喰(むらさきかたばみ)だった。どこにでも見かける草だが、かわいい花をつけている。昨日の花を写真にとればよかった。が、すでに遅し。

 母がいなくなったころ、姉夫婦はまだ実をつけていなかったレモンの木のそばにたくさんの菊の芽をさしてくれた。しばらくは菊が咲いたがその後の手入れが行き届かず咲かなくなった。その後、そこに水仙やチューリップを植えた。チューリップも手入れ不足で咲かなくなった。ただ、水仙はこの春も咲いた。狭い庭であっても花が咲いていると庭らしくなる。

 一昨年までは梅雨時季は狭い庭にアジサイが幅を利かせていた。そのアジサイも水をやらずにいると枯れてしまった。燐家で別のアジサイをもらって挿し木した。地植えも鉢植えのアジサイもともに今年は花が咲きそうだ。今はガーベラが咲いている。これは肥料不足なのか花の背丈はとても低い。あとでなぜ低いのか調べよう。

 新聞か何かで知ったことだが何の種からでも芽を出させる人がいた。これは面白そう、と思って暇つぶしに挑戦している。とりあえずピーマンの種から。さてさて本当に芽が出る!?コロナ禍の中、暇つぶしに面白そうなことをやってみよう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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