千日回峰行には2通りあると久恒啓一のブログで知った。それからわずかしか時は経過していない。が、関心を持ってその人のブログを見るようになった。先日、NHKプラスを見ていると上野千鶴子の最後の講義を放送していた。最後、といっても実際のそれとは違って番組でのことである。「おひとりさま」ブームの先駆けとなった人だ。「強者はいつまでも強者ではない」みたいなことが放送であった。この言葉に妙に納得する。
強者であってもいつかは弱者になる。人と生まれてずっと強者であり続けることはできない。歳を経て思うようにならなくなるときがくる。それがいい例だ。上野千鶴子は社会学者で父親はクリスチャンだった。が、自身はそうではないようだ。クリスチャンは神に祈る生活をする。上野は祈りをやめて現在の社会を生きるという。
「おひとりさま」について自分自身を顧みても20年前とは違って生きやすくなってきた。若いころ、「ひとり」はまるで悪いことかのような風潮があった。それが今では「ひとり」もいいものだとかみしめている。先日の徹子の部屋に上野が出演した。その際、おひとりさまの先駆けでもある徹子さんと上野のやりとりを興味を持って聞いた。上野は先を行く徹子さんの生き方に関心を抱いて話していた。
2,3日前から毎日見るようになった人のブログ。ブログには上野千鶴子のNHKラジオ出演時の音声動画をアップしている。千日回峰行で知った人のブログが上野千鶴子にも結び付く、と思って驚いてしまった。
ナニゴトも関心を抱いていればいろんな方面に展開してゆく。そして、コロナ禍のマンネリの日々に新たな変化をもたらしてくれる。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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