一昨日の夜、NHKのBSで<体感!グレートネイチャー SP「シルクロード絶景地帯をゆく」>を見る。シルクロードといえば今から30数年前の喜多郎のシンセサイザーの音で流れる映像を思い出す。まさにそのブームに便乗してシルクロードに出かけた。それ以来、辺境の地にあこがれ、徐々に足を西に伸ばしてエジプトまで行った。だが、今回放送のシルクロードはこれまで出かけたルートより違っていた。
番組HPによると「イタリア・ローマから奈良に至る、全長1万5千キロのシルクロード。かつて旅人が行き交った東西の回廊は、ヒマラヤ造山運動などによりできたという。東西に延びるいくつもの山脈が誕生、その山肌を縫うように生まれた東西の回廊。そこには息をのむ絶景が広がっている。中国奥地にある七彩丘陵、火焔山から中央アジアの泥火山、神秘の水鏡を生む塩湖。そしてトルコのカッパドキアでは近年発見された地下都市と暗闇教会に出会う」とある。
まるでこの世のものとは思えないほど美しい光景が映し出される。中国シルクロードの火焔山も映し出されるが、そこは熱砂で自分たちが出かけたのはその山を見て通るだけだった。今回のテレビ・クルーが山に近づいて気温を測ると46度以上で暑さも半端ではない。トルコは以前に出かけてもカッパドキアへは行かずじまい。以前、スリランカの旅で知り合ったお坊さんたちからトルコの旅を誘われた。だが、一度トルコに行ったので行かずに終わった。昨日のテレビを見て一緒に行けばよかったと今になって悔やまれる。
画像はテレビ画面を写す。
トルクメニスタン 地中からのガスが燃え続ける |
カザフスタンの塩湖 |
カザフスタンの塩の海 |
トルコのカッパドキア |
中国甘粛省の魔鬼城 |
番組の最後にナレータは「シルクロード、そこは地球の営みと人間の営みが重なり合ってできた道だったのです」と。場所ごとに専門家がついていた。近年、カッパドキアで発見された暗闇教会。ここはずっと昔はキリスト教徒がイスラムに隠れて住んでいたとか。想像を絶するほど広い地下都市と暗闇教会。いつの日か、エジプトのピラミッドの中を見学したように、この暗闇教会の中を見学するツアーができるかもしれない。
今はコロナ禍で海外へはどこへも行かれない。「ひらめきノート」に行きたい場所など記すが、それも徐々に増えてゆく。ロマンあふれるシルクロード、もう一度行きたくなる。が、今のこの世界情勢では到底それは望めない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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