2021年1月5日火曜日

お墓参り&初詣

 年末は辻井伸行絡みのテレビ番組がBSで3度放送された。どの番組も見ごたえ十分で、計8時間の辻井のピアノ演奏をしっかり聞かせてもらった。演奏会でなく、テレビでの演奏は迫力に欠けるとの思いこみがあった。だが、それもなく素晴らしい番組だった。テレビといえば年末年始にお笑い番組をよく見た。どの番組にも明石家さんまが出ている。人を飽きさせない話術があるのか、毎日見ていても面白みがある。

 例年ならば年の初めの3日以内に市内にある某神社にお参りする。ところが今年の新年は自粛の掛け声に押されてどこへも出かけなかった。昨日、初詣を近くの神社に参って済ませる。その前に今年初めてのお墓参りをする。いつもと違う道を通って墓地を目指す。気温10度で雲一つない青空の下、坂道を歩くと途中から汗ばむほど暖かくなる。久々に外を歩く気持ち良さを味わう。毎日、お墓参りをすればもっと気持ち良い日々が送れそう、と思ったほどだ。だが、それは続きそうにない。

 墓地に着くと3ヶ日も過ぎて人影はまばら。ぽかぽか陽気のお墓参りは快適そのものだ。お墓を後にして神社に向かう。途中、神社から墓地方面に向かう数人とすれ違う。境内に着くと、ここも人影はまばらだ。2礼2拍1拝、と一般的な参拝方法をバス旅の観光中に学んだ。それなのに神社に着くと、「礼」より「拍」が先になる。巫女がお祓いをしてくれた。

 神社から鳥居に向かうと前回気づいた石碑以外に石灯篭が建っている。改めてこれを確認する。鳥居ほどの大きさの石灯篭が2対建っている。1対は「氏子中」と読むのだろうか。ネットで確認するとこれは「明治5年(1872)に建立された〇〇神社の常夜燈。今は、正月や祭りの際に灯がともる」とある。もう1対は2年前に大連に行った際に知り合った人の祖父の名が石灯篭に刻まれている。建立年月は記されてないようだが建立者の名は大きく刻まれていた。石灯篭は古びてなく、それほど年数が経っていないようだ。いずれも地元の権力者であったことには間違いない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

         
 鳥居から先にある神社までの間に手前から常夜灯(石灯籠)、石碑、石灯篭と並んで建つ。

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