2021年1月21日木曜日

積ん読

  森本哲郎の『日本のふるさとを求めて』をやっと読み終えた。昨日から中村真一郎の『冬』を読んでいる。この本は1984年に購入して積ん読状態だった。司馬作品を2年余り読んでいると作家の文に慣れてくる。そのため森本哲郎の本の読み始めは読みづらさがあった。が、それも徐々に慣れる。ところが今回の中村の本は読みづらさも半端でない。文の一段落がとても長い。さらに文の半分くらいに「()」がついている。「()」がつく文とつかない文との違いにはわけがある!?文の表記法を調べないとその意味がわかりそうにない。

 社会人大学生として学んだころ、「文を短く」と聞かされた。書き方も時代によるのだろうか。ともあれ、今回は中村真一郎の本を読み終えたい。だが、時間はかかりそうだ。

 と思いながらも家の本棚の本を探す。井上靖の「歴史紀行文集」全4巻のハードカバー本が本棚に鎮座する。これは1992年発行の本で28年間も本棚で眠ったままだ。この本も真新しく1冊は4200円。中村の本が1冊1900円でも高い本と思ったら、こちらはその倍以上もする。当時、いかに井上靖にあこがれていたかが、この本を見てもよくわかる。それなのに読まずにいたとは情けない。

 図書館はまだまだ開館しそうにない。それならばと家にある本を眺めては読む本を探している。本棚に入るだけの本を保管するのが理想。だが、どうしても先ほどのように購入したのはいいが読まずにそのまま本棚で眠ったままの本もある。家にある本を一か所にまとめればいいものをそのままにしている。

 今日からこの先1週間は気温も13,4度になる日が続きそうだ。暖かくなれば本の整理をする、となればいいけど、さてさて。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿