2021年1月16日土曜日

もうすぐ大寒

  年が明けるとすぐに寒に入る。大寒になるとお寺から寒行に参られる。用意するのはお布施。毎年のことながらこの時季から今年のお寺との付き合いが始まる。寒に入ればほかにも年賀状代わり(?)の寒中見舞いが届く。昨日、1通届いた。その前にも届いているので今年は2通になる。いずれも身内の不幸がつづられており、2通とも親が95歳で亡くなられている。母も95歳で亡くなった。個人的には、以前は88歳が長寿の分岐点と思っていた。が、どうもこの頃は95歳というか100歳前後が長寿の分岐点かもしれない。といってもこの年齢まで生きれば十分長寿。しかし、自分の親を思うと何歳になっても決して十分生きた、とは思えないから不思議だ。

 昨日はほかにも日本画の先生からメールが届く。今月の教室は市の施設利用なので教室が使えない。昨日、その施設の休館がさらに来月7日まで延びた。図書館も同じく休館となる。来月の日本画教室の日程が変更となるメールだった。だが、休館が続けば教室もどうなるかわからない。

 図書館の利用は当分望めそうにない。こうなったら我が家の本棚でまだ読んでいない本を整理して読むしかない。昨日、ハードカバーの本で本の14頁に何かはせている。多分この辺りで読むのを中断したのだろう。今から36,7年前に買ったと思われる本の価格を見ると1900円だ。当時の金額としては安い価格ではない。箱に入った本なので今、購入したかのように真新しい。中村真一郎の本だ。

 その頃を振り返ってみるとやっと自転車に乗れるようになり、泳ぎに夢中だった時期だ。他に中国語を必死で習っていた。だが、まだ海外旅行に行き始めておらず、今、楽しんでやっているフルートも日本画も習っていない。くすぶっていた気持ちにやっと火が付き始めたころかもしれない。今読んでいる『日本民族のふるさとを求めて』を読み終えると次は中村真一郎の本を読もう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿