陽気に誘われて菊花展と日本画展を見に市内へ繰り出す。JR新白島駅下車後、歩いて広島城へ向かう。いつもと違うRCC側から広島城へ、と目にする階段を上がる。広島陸軍幼年学校跡地だった。原爆投下により、その面影は跡形もない。広島に住んでいながら広島城や広島護国神社があるのは知っていても、隣接するこの場所を訪れたのは昨日が初めてのことだった。
目指すは菊花展。場所が違うと気づいて人に問う。上がってきた階段を下りて護国神社側に出る。だが、ここも菊花展の会場とは違う。いつもの道を通ればすぐに行ける菊花展。遠回りしてやっと会場に到着。あちこちに英語で書かれたポスターが貼ってある。日本文化を外国の人に体験してもらうためのようだ。
初めて菊花展を見たのは車椅子に乗せた母と訪れた時だった。その時は会場まで介護タクシーで出かけたのだろうか。10年余り前の事なのにはっきり覚えていない。何事も初めては感動するもの。その時の菊花展を見て感動し、昨日で3度目になる。お天気も良く、このままずっと歩いていたい。だが、日本画展が待っている。そごうに入って軽くお昼を食べる。その後、県民文化センター地下で開催中の広島県日本画協会秋季作品展を見る。
習っている先生の絵のそばに「薄野」のタイトルの絵がある。この絵に惹かれる。近くにいた係に問うと描いた人は教えられているとか。絵を見て全部いい画とは思っても自分が気に入る絵はそう多くはない。問うた人の絵を教えてもらうと小枝に着いた柿の実だった。
薄を家の近くで見ることもなくなった。先日の越後の旅で田代ロープウェーを降りてドラゴンドラに乗る前まで歩いた際に見た田代高原のススキ。このススキを見て感動しまくって写真を撮る。本来ならばこういうところでゆっくりしたい。だが、ツアーはそれができないのが難点。「薄」は「ススキ」と書く方が好きだ。これはなぜ?
帰りは広島駅までバスに乗る。福屋に入って鉛筆を購入。というのも、土曜日の日本画教室がいつもの部屋とは異なる。ほとんどの絵の道具を教室に置いているため教室が違うとスケッチする鉛筆さえない。仕方なくスケッチ用の鉛筆4B を購入。消しゴムは習い初めに買った練り消しゴムを半分にしたのが家にある。それを持参しよう。それにしてもスケッチ道具くらいは家に持って帰るようにしなくてはいけない。家で描かない証拠だ。
今日もいいお天気。午後はプールへ行こう。昨日はほかにも旅行社から月末に予定していた日帰りバス旅の日付変更の知らせを受ける。これで月末から月初めの3日間は行事が続く。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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