2019年7月26日金曜日

「深読み読書会 井上靖」から

 昨日で梅雨があける。昨日午後、自転車に乗って泳ぎに行く。少々、バテ気味だった体も泳ぎに行く元気が出る。自転車で15分行くとプールに到着。水に足を入れると冷たい。身体を水に浸けるとさらに冷たい。25mをクロールで泳ぐ。その後は水の冷たさにも慣れてくる。浅いプールで泳いでいると未就学児を連れた爺様がやって来る。夏休みに入った。600m泳いで浅いプールから深いプールに移動する。家に帰るとプールで着替えた服も汗びっしょり。またも着替えて洗濯機へ入れる。

 夕食後、新聞を見ると「深読み読書会 井上靖」とある。この番組は初めて知る。「敦煌」に惹かれて番組を見る。何と中島岳志氏が出演されている。1980年代の初め、シルクロードブームが沸き起こる。1982年に中国語を習い始めた。そして世の人々にもれずシルクロードブームに便乗した。初めて中国に行ったのは1986年。その翌年、シルクロードへ行った。敦煌はもちろんコースに入っていた。「敦煌」撮影の日本人のクルーと出会い、トルファンの葡萄棚で現地の民族舞踊ショーを一緒に見たことを思い出す。

 今は司馬遼太郎にハマっている。当時は井上靖にハマっていた。番組を見ていて主人公の名前を聞き『敦煌』は読んだ、と思った。ところが偉い人々の話を聞いても初めて聞くことばかり。これでは読んだうちに入らない。番組終了後、『敦煌』を探す。文庫本の『敦煌』があった。昭和62年で49刷、新潮社発行だ。今ではかなりの部数になっているだろう。

 番組で井上靖は当時のノーベル賞候補だったとか。全く覚えていない。いまから30年前の頃のことだ。番組で中島氏はこの本の書き方の「与格」が特徴、という。井上の自叙伝、という先生もおられた。

 今朝は資源ごみの日。昨夜は、『敦煌』を探しながら急きょ、本の処分を思いつく。新聞と一緒に中国で買ったごっつい辞書(中国人が使う日本語辞書)、パソコン用語辞典など要らない本を数冊処分した。

 2階には先日押し入れから出したアルバム類の整理が待っている。真夏というのに本の処分も考えよう。

 司馬遼太郎の本の合間に『敦煌』を読もう。次々と読みたい本が増えてくる。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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