2日のダグニーさんのブログには「今日エレナとはスカンセンを訪れた。DN カードの無料エントリだったとすべて無料です、我々 を活用。スカンセンはアルトゥール ・ Hazelius によって 1891 年に設立された世界最古の野外博物館です。自分自身を知るために最善の方法だから、その歴史を知るために人がいた。…」とある(翻訳機能の日本語訳)。スカンセンをネットで調べると有名な観光地でブログにあるように世界最古の野外博物館があるところらしい。それにしても106歳のダグニーさん、家でじっとせずにいろいろ関心を抱いて外に出られているのがブログを通してわかる。これが元気の素かもしれない。
ダグニーさんとは裏腹に暑さとプールの閉館が重なり家にいることが多くなった。昨日、プールの開館を聞くため、3度目の電話をする。係り曰く「やっていますよ!」。もうこれを聞いて泳ぎに行けるとプールに感謝。今日は午後から早速、泳ぎに行くつもり。たったこれだけのことで気分がウキウキしてくる。
その後は気をよくしてBSの「奇跡のレッスン ~世界の最強コーチと子どもたち~『楽譜が物語に変わるとき・弦楽器』」を見る。これは番組HPによると「元ウィーンフィルのコンサートマスターであるダニエル・ゲーデさんのバイオリン。レッスンは、音色と気持ちは密接なんだと改めて思わせる1週間でした。最終日、子どもたちはゲーデさんと一緒にステージに立って演奏。そしてさらに、ゲーデさんは集まって下さったお客さんのためにソロで奏でてくださいました。その時、子どもたちはステージ上に一緒にいたのですが、子どもたちが皆、ステージ上でゲーデさんを見つめ、余りのピュアな音色に涙をこぼす子さえいました。つい5分前に、自分の音で観客を感動させた子どもたちです。その時の子どもたちの顔はなんともいえません。音楽に目覚めたのかもしれないと勝手に私は思いました。みなさん、どうぞ確認してください!」とある。
コーチのダニエル・ゲーデが番組の中でソロで弾いた曲は🎵タイスの瞑想曲🎵だった。これはフルートの演奏でも定番の曲で馴染みがある。子どもたちがこれを聞いて涙を流す、確かにそうだった。以前に奇跡のレッスンでフルートの放送があった。弦楽器と管楽器の違いはあってもどちらも楽器なので基本的には教え方に相違がなさそうだ。楽器がうまくなるためにはそれ以外の要素があるらしく、最強のコーチのダニエルさんは番組最後で「音楽は心に届けるメッセージ」という。
それにしても地方の公立の小学校で弦楽器のクラブがあるとは、時代を感じる。自分が子供の頃は学校で習う楽器と言えばハーモニカや縦笛だった。高校の時、音楽を習っている。その時は横笛で、弦楽器はなかった。卒業後、だいぶ経って弦楽器のヴァイオリンが導入されている。それにしても今、気づいた。横笛→フルートへと結びついている!
昨日、図書館で雑誌を見ていると日本の現役最高齢のピアニスト・室井摩耶子の記事があった。御年97歳。それも独り暮らし。数年前、ご高齢にもかかわらず家を新築してわざわざ2階を寝室にされている。2階から外を眺めるのが好きだから、との思いがあったようだ。また、最近、大腿骨を骨折しても手術後すぐに退院して今では歩けるという。それでも独り暮らしでピアノを弾き続ける。
母は88歳で大腿骨を骨折した時、4か月入院した。それもまだ退院できないとの医師の言葉を振り切って無理やり家に連れて帰った経緯がある。それは、院内で母がいじめにあって泣いていた、と聞かされたことによる。自分の親が知らないところで涙を流していると聞いた時、堪えられなかった。幸い歩けるようになったが、このピアニストのようには回復しなかった。人それぞれとはいってもやはりこのピアニストやダグニーさんもそうだけど元気で長生きする人には他の人よりも何か強い意志があるとしか思えない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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