以前読んだ枡野俊明の本からの抜粋。本の名前はメモしていないので気になる文だけここに記そう。2つの文の意味はほぼ同じ。昨日の「自灯明」と同じくらい反応してしまった。
★「百花春至為誰開」(ひゃっかはるいたってたがためにひらく)
春、満開の花は誰のために咲いているのだろう。
それは誰のためでもない。
ただ己の本分を全うする自然の姿にすぎないのだ。
花には計らいごとがないから美しい。
今、なすべきことを必死にすれば、
結果は後からついてくる。
それが人生、そして余生を輝かしてくれる。
★「薫風爾南来」(くんぷうじなんらい)
春、気がつくといつのまにか南風が吹き
植物は花を咲かせ、枝葉を伸ばしている。
機が熟せば物事は進んでいく。
無心になって励むことが大事。
結果は求めるものではなく、
ついてくるものである。
他にも★「年齢を重ねるということは、老いていくことではなく成熟していくということです」、この言葉は岡山でコンサートをされた老齢のピアニストが話していた言葉と重なる。これも記そう。
小雨降る中、昨日は朝からプールで泳ぐ。久しぶりに朝のプールで泳ぐ。お昼に1時間休憩があるので、お昼前になると人がいなくなる。これが朝のプールのいいところ。今朝はこれから画材屋へ日本画作品展に出す2枚の絵を持参する予定。たった2枚の絵でも日本画の絵は木製パネルに描くので額も厚みがあり、大きくて重い。それをキャリーカートで画材屋まで搬入せねばならない。昨夜、絵を眺める。いくら眺めても絵は同じはず。それでも、もっと絵がよく見えないかと額を出したり、入れたりして変えてみる。結果、元のさやに納まるではないが、元の額に入れなおす。今年は、画材屋で絵に合う額を頼まず、これまでの額を再利用した。そのため絵にまとう衣裳は素人スタイリストの出番となる。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
ブログ投稿後に調べると昨年のNHKの番組で「92歳の旋律~超人ピアニスト ルース・スレンチェンスカ~」の中で「年を取ると美しく成長する」と話している。
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