今朝の地元紙催し欄に山本恭平の個展案内がある。記事には「夜明け」のタイトルの絵と共に展覧会の場所と時間が記される。先日も新聞記事でこの人の絵を見に行く衝動に駆られて、県立美術館で実物の絵を見た。絵を見てかなり興奮したのだろうか、日本画の人にも絵の良さを話した。その人の絵の個展がある。先ほどネットで場所を調べると県北であるため、公共機関で行くのは不便そうだ。今朝の記事には若い人なのに病気を患っておられる。インターネット美術館でこの人の絵を見ると大半が樹木の絵。それも木の根っ子部分が多い。
この人のように見ず知らずの絵や音楽、そして本などを読んで感動することがある。8月26日の朝刊読書欄に中島岳志の新刊紹介がある。親を亡くした年の翌月に発生した東日本大震災の際、中島岳志氏は新聞に「喪失から新たな出会いを」との記事を書かれた。この記事に感動して中島氏にメールを送るとすぐに返信メールが届いた。その時の感動は今も忘れられない。それ以来、この人の名前をネットや記事で目にする機会が増えた。先日の新刊紹介記事の本を読もう。
さらに昔にさかのぼると「みんぱく」の記事に感動して山形先生に便りを出すと本を送ってくださった。この本、今も大事にしている。
そして、昨日。20数年前に本を読んで感動した舛井一仁氏の言葉をブログ開設2日目にアップした。この方は大学の先生で弁護士をされている。前日のブログにアップした関空のことで電話をいただく。それは関西空港が今回の台風で被害に遭った9月4日は、なんと開港記念日、と知らせてくださる。その時点ではNEWSを見ておらず、お話を聞いて驚いてしまった。皮肉にも開港記念日に被害に遭うとは…。この方の本を読んで以来、気に入った記事のコピーを長年、手帳にはせていた(今は携帯に保存)。自分の行動の底辺にはこの言葉が大いに影響されている。
結構、自分が「これっ」、と感動したヒト・モノ・コトに対しては影響を受けやすい性格。しかし、かといって人がいい、といくら言っても自分にその気がなければ何の感慨もない。これは、まあ、誰もそうかもしれない。他にもまだ感動秘話(?)はあるけど今日はこれでお終い。
本を読み、絵を見て、そして音楽を聴く。また旅に出たり、いろんな人と会って食べたり飲んだり会話して感動する。こういったことがもしかしたら自分の元気の素になっているかもしれない。人さまから見ればおめでたい、と思われるだろう。何の感動も覚えずに冷めた目で生きるよりも些細なヒト・モノ・コトに一喜一憂する。これでいいと思っている!
話は変わって昨日はピアノと音合わせの日。舞台でのあいさつの仕方に戸惑い、改めて音合わせの前に教えを請う。まずは舞台に出るとピアノの先生と同時に挨拶。その後、ピアノの方に向いて「ラ」の音をピアノに合わせる。そして、前に向きなおしてフルートを吹くそぶりをしてから吹き始める。レッスンではソノリテなどの後、曲を吹く。昨日はいきなり吹いた。これではいい音で吹けない。発表会では曲の前に音を出して吹くようにしよう。
レッスン後、J〇Bに立ち寄る。今月末に出かける国内の旅の代金をクレジット決済する。新たになったビルの8階は初めて行く。係りによると15名参加と聞いていたが30名で催行されるという。J〇Bを出ると福屋の日本画展を見る。市立大に関係ある人たちの絵だった。デパートを出ると号外が配られる。「何の号外?」と思っていたら目の前でなくなる。残念、と思いながら信号を渡ると他で配っていた。それを1枚もらう。新井選手引退の速報だった。人が去っていくのは寂しい!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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