2018年9月16日日曜日

「締め殺し」の無花果の木

 フジテレビ系の「極タウンに住んでみる」を見ていると、遥か彼方から地響きのような音がする。番組は「極タウン」とあるようにシベリアのカラチ村という11人が住む村の取材。水もガスもなく電気は朝1時間、夜は11時までと制限がある。秘境と言われる場所は好きで行って見たくなる。しかし、この極タウンは人の住む世界とは思えず見ていてもハラハラする。それなのに体に感じる地響き。不気味だ。トラックの荷物を降ろす音なのだろうか、それとも遠くで工事をする音?といろいろと思いながらテレビを見る。それでも気分が落ち着かない。今朝地元紙を見て「犯人」がわかった。廿日市の沖で花火大会があり、7000発の花火が打ち上げられたという。花火の打ち上げる音が海を伝わって広島まで響いたのだろう。それにしても嫌な夜になった。

 廿日市市に属する宮島。この花火大会は本土の対岸のためか広島までは響かない。しかし、昨夜のように本土寄りになると地響きとなる。それでなくてもこの頃はやたらと災害が多い。ついついまたも災害?と疑い深くなる。

 話は変わって昨日の日本画教室。Australiaで撮った無花果の大木を描いている。この無花果は食べられないもので、その名はネットによると「締め殺しの木」とある。何とも物騒な名前がついている。それくらいインパクトのある樹木で絵の中心に大きく無花果を描く。昨日は無花果の向こうに見える川とその両岸に生えている樹木、それに無花果の植わっている土に色を施す。どの色を塗るにも初めは薄く色付けするのがベターと気づく。濃い緑系統の水干絵具を膠で溶いていた。先生は別の色で胡粉を混ぜて膠で溶くようにとのこと。ここで改めて色付けは初めは薄く、とわかる。

 日本画は色を塗れば塗るほどよくなるらしい。川幅が小さくなり、広げようとする。ところが考えずに広げていると両岸の樹木の生えてる位置が変になる。何とかこれも修正して次回は日本画作品展後の教室になる。その時は大木の葉の色付けが待っている。

 今朝は久々に太陽がギラギラして真夏の暑さになりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
締め殺しの無花果の木、これを参考にして絵を描く

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