2018年7月21日土曜日

地元紙一面広告から

 暑さは日本だけでなく、スウェーデンも同じらしい。ダグニーさんのブログを見ると「暑い」キーワードが並ぶ。今朝は「蚊」の話題だった。

 昨夜は日中の暑さに疲れるのか早くから寝る。さすがによく眠るモノでも早く目覚める。気づけば5時前。早すぎる、と思ってまた横になる。それでも6時過ぎに新聞を取りに出る。この時刻の起床はどこかへ行く用事がある時だけ。早起きは三文の徳があるのかどうか早く起きてもわからない。

 地元紙を見ると何と紙面一面の広告がある。横には広告主の顔写真もある。よく知ってる人だ。とはいっても先方がこちらをご存じかどうか怪しい限り。というのも今から半世紀近くになるだろうか。就職したての頃、街中のYMCAに通って友だちと一緒にクラシック・ギターを習ったことがある。その時のギターの先生が今朝の広告の人だ。事業をされているのは当時から知っていた。その人自身も大学を出て間もなくであり、家業の幼稚園を手伝っていると聞いていた。幼稚園から大幅に事業を拡大されて今朝の一面広告となっている。それにしても昔の面影は見当たらない。それは何もこの方だけではなく、こちらも同じく歳を取っている。昔覚えた人の名は忘れずにいるものだ。

 ギタ―はガットギターを買った。当時の金額で3000円。当時の月給は今よりも10数分の1と少ない。家に3000円入れて、積み立て貯金を3000円していた。貯金は親に渡してやってもらった。これは親が元気な間、金額は増えても同じやり方だった。とはいっても家に入れるお金は親が娘のことを気の毒に思ったのだろう。親が怪我をする前に私名義で貯金してくれていた。親のありがたさを今でもしみじみと感じる。

 ギターの曲はクラシックだった。🎵ノクターン♪を習っていた頃、クラシック音楽の美しさに気付く。しかし、ギターの後に習ったのはエレクトーン。これはクラシックとは限らない。それでも音楽を習う楽しさに惹かれて長く習った。しばらくのブランクの後に習ったのはフルート。これは今でも続けて習っている。

 個人的に楽器を初めて習ったのは高校時代で、それは琴。琴は学校のを使用。自分で初めて購入した楽器がギターだった。次に習ったのはエレクトーン。これは一般的なものを購入。しかし、エレクトーンは電気製品のため、次々に新商品が出る。フルートはそれまでの経験を踏まえてちょっと奮発して買った。長く習い続けているのでもう元は取っている。買い始めた時の肺活量が少なくて吹けずに終わるかもしれない、との危惧がまるで無かったかのように長く使用している。

 そういえばお琴とギターの間にオルガンも買った。今、手元にあるのはフルートだけ。ということで肺活量が少ないと心配していたフルートと一番長いつき合いがある。これも何かのご縁としか思えない。この2,30年は水泳と自転車とフルートという有酸素運動のお蔭で肺活量はかなり増えているだろう。そう思うとすべてはいい具合に結び付く。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿