2018年5月28日月曜日

「望郷のバラード」&ホームコンサートへ


 信州に出かける前日のレッスンでドリゴの「セレナーデ」を何とか仕上げ、発表会まではルーマニアの作曲家ポルムベスクの「望郷のバラード」をさらう。この曲はどういっても天満敦子に勝るものは無い。これまで天満のヴァイオリンコンサートを4回かそれ以上聞いている。天満のコンサートでは望郷のバラードが必ず演奏される。よく考えてみれば広響の定演は別にして同じ人の演奏会を何度も聞いたのは天満敦子と古澤巌以外にない。古澤のコンサートはソロでない場合もある。しかし、天満敦子はいずれもソロでの演奏会。なぜ、天満の演奏にこれほど惹かれるのだろうか。何がきっかけで演奏を聞くようになったのか自分自身に問うてもそれはわからない。

 昨日の午後は某宅で開催されたハープとフルートのホームコンサートに出かける。出かける前日まではフルートを持参する予定だった。ところが信州のハードな旅で体力を使い果たし、笛を吹く元気が戻っていない。昨日のゲストはフルート奏者。一緒にフルートを吹く予定がご破算になる。会場に着くと名前を呼ばれる。そして「フルートは?」と聞かれる。同じ先生にフルートを習っている人だった。その人はお母さんと一緒に来られている。聞くところによるとお母さんは92歳で20年前からエレクトーンを習われているという。上品なお母さんで子供のころはピアノがお家にあり、ヴァイオリンも習われていたそうだ。

 エレクトーンと言えば20代半ばから30代半ばまで10年くらい習っていた。両手両足を使うエレクトーン。これは結構な頭の運動になる。92歳の人もそのお蔭なのかしっかりされている。こういう人を見るとかなり刺激を受ける。まだその年まではだいぶある。フルート、元気に吹き続けよう。

 コンサートはハープとフルートの演奏だった。ハープは聞くところによると数百万円するとか。種類が違うハープが3台もある。それにグランドピアノもある。

 ご自宅を開放してコンサート会場にされている。ところが、まだそれほど古くない大きなご自宅が道ができるため、自宅横の古い家を壊して新築されるという。新築になる家は1年後らしい。その時はフルートを持参しよう。吹く曲の楽譜も送付してくださるという。

 演奏会後はティーパーティー。これには参加せず。帰ろうとすると声をかけられる。以前他の場所で知り合った人だ。それにしてもどこへ出かけてもよく人と出会う。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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