2018年5月22日火曜日

母親の話


 昨日のNHKの「ごごナマ」に南こうせつが出演する。こうせつのコンサートは聞きたいと思いながらまだ行ったことがない。興味ある話が聞けると思ってテレビを見る。「徹子の部屋」に10回くらい出たそうだ。その度に同じ話をさせられるという。それはこうせつのお父さんが亡くなった際、遺骨を前にして話す母の言葉。こうせつたち子供がこれからは母を守ってあげようとする。その時、母は「あなたが嫌いでした」と夫である父の遺骨に向かって言ったという。

 これとはちょっと違うが旅で知り合った人からも似たようなことを聞いた。母親が18歳の時に生まれたそうだ。父親は母親のもとに婿入り。生まれた子どもに向かって「生みたくなかった」と何度か聞いたという。その話を聞くのが嫌だったそうだ。今でも母親は健在らしい。その人の母は夫である息子の父親が嫌だったというのだろうか。それとも若くして母親になりたくなかったのだろうか。

 自分自身を振り返ると弱い身体で生まれた。歩くのも遅かったらしい。お寺が経営する幼稚園(保育園)入園から人よりも1年遅れの人生スタート。小学校もそのまま入学。しかし、学校を休むことはなかった。ただ運動をせずに育ったので運動神経は鈍い。身体が弱いと気づかぬまま大きくなった。この話は大きくなるにつれて母親から聞いて知る。歳を取るにつれてだんだん元気になった。母はそのことを「病み捨てた(病を捨てた)」と言って喜んだ。家が一軒建つくらい病院代がかかったとも言っていた。今はお蔭で元気なので病院代はほとんどいらない。母は父が亡くなった後も決して父を悪く言わなかった。この点は救われる。

 今朝は初夏のそよ風が吹いている。行楽日和となりそうだ。動画は昨日初めて聞いた「加茂の流れに」。
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 ブログ投稿後に気付く。昨日、わが家にも架空請求のはがきが舞い込んだ。すぐに188に電話する。だが要領を得ない。市の消費生活センターに電話をかけなおすと地元の警察署に110番するようにと教えられる。警察がデータをとっているという。先月も警察に電話した。これとそれとは違う話であっても警察にはあんまり厄介になりたくない。先方に電話をしたかの有無を聞かれる。「するわけないでしょう」とも言えず、届いたはがきを破棄する。怖い世の中になった!

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