2018年5月21日月曜日

『人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅』

 2日遅れのお墓参りをする。わが家からお墓までの往復は携帯万歩計を見ると2300歩。近い距離であっても一歩違う道に入ると目に入る景色も当然違う。山へと住宅が建っている。畑地を駐車場にした奥に黄色く染まった畑が見える。車の奥まで行くと柵がある。さすがに他所の畑。入るわけにはいかず柵の外から携帯で写真を撮る。それにしても家から歩いて10分足らずの山道にお花畑があるとは驚き。こういう時、デジカメを持参すればよかったのにと悔やまれる。お墓へ参った後、途中から違った道を歩く。いくら山道であっても狭い道を挟んで家が建っている。救急車や消防車は何処から入るのか、他人事ながら心配だ。
 
 新緑の春。墓地は砂利石を敷き詰めてあっても草が生える。抜いては見たモノのすぐさま草は生えるだろう。わが家の左隣の墓地2か所はまだ墓の建立がされず草ぼうぼうの状態。近所の人はそれを見て「何とかするように」とまるでわが家の墓地の如く話される。違う旨、告げるがこれも困ったお話。元気なうちに墓地を確保しても年老いてはその維持もままならないのだろう。

墓地に着くまでに目にしたお花畑

アップで写す

 以下は先日読んだ『人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅』(小野美由紀 光文社、2015年)。2011年の9月、スペインへ行った。この年は「聖年」だったらしくこの本で知る。もちろん「聖年」というキーワードも読んで知った。何もわからず人に誘われて2週間スペインへ行った。この本にあるようにサンティアゴまでのスペイン巡礼の旅だった。旅の同行者はスペイン人の神父様をはじめ、キリスト教信者や音楽大学の先生たちとその学生、そして現地の教会で演奏する合唱団の人たちでその人たちにまじって部外者が同行する。この本を読んで今更のようにその時の旅はスペイン巡礼だったと思う。巡礼は徒歩でなくバスだった。しかし、本来の旅の目的はスペインの作曲家ビクトリアの没後400年にあたるこの年にスペインの聖堂で演奏会をすることだった。以下は気になる個所からの抜粋。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★2011年のキリスト教年には18万人もの人々が、この道を歩き、聖地サンティアゴを目指した。4p
(注)として「カミーノ・デ・サンティアゴが最も盛り上がるのが、『聖年』と呼ばれる年だ。聖年とは聖ヤコブの祝福の日、7月25日が日曜に当たる年のことを指す」とある。210p

★韓国人の宗教学者、金良枝さんの言葉が心に残っていたからだ。…「人生と旅の荷造りは同じ。いらない荷物をどんどん捨てて、最後の最後に残ったものだけが、その人自身なんです。歩くこと、この道を歩くことは、『どうしても捨てられないもの』を知るための作業なんですよ」。5-6p

★大聖堂では一日のうちに何度もミサが行われるが、目玉はなんといっても正午のミサ。その日到着した巡礼者の出発地と出身国、人数を読み上げ、運がよければ、その昔、旅の汚れが染みついた巡礼者たちを清めるために振られたという、巨大なボタフメイロ(香炉)を体験できることもある。パイプオルガンが響き渡る中、天井から吊り下げられ、中でハーブを炊かれた巨大なボタフメイロが、神父たちにロープを引かれて頭上をゆっくりと飛び回る姿は圧巻。35-36p

★日本ではけっして出会うことのなかったような人と友達になれる。45p

★The way of freedom or the way of security、which is yours?128p

0 件のコメント:

コメントを投稿