2017年10月4日水曜日

「和尚のおススメ」


塀にとまったカマキリ(?)
 
 
 プールに出かけようとすると我が家の塀に大きなカマキリ(?)が止まっている。写真に写そうとするがカメラがない。家に入って携帯電話をもって出ると動かずに止まっている。塀は日が差してかなり熱い。それでも気持ちいいのか近づいても動こうとしない。プールから帰るとさすがにどこかへ出かけたのかいなかった。  

 昨日は久しぶりにプールで泳ぐ。11往復泳いだ後は2往復の水中ウオーキング。しばらく泳いでいない。1キロ泳がずに早目にプールから出る。自転車で帰宅途中、呉線の踏切付近に誰が植えたのか花が咲いている。身近なところでコスモスが見られなくなった。しばし、自転車を止めてコスモスなどの秋の花を眺める。希望としては広々としたところで整備されずに咲いているコスモスが見たい。
 
 先日届いたお寺の機関紙に「カまず自分独りで生きる訓練」が書いてある。勝手に引用させていただこう。それは「人に好かれれば何とかなる」らしい。「和尚のおススメ」として5点あげてある。

1 三人居たらいつもあの人がいたになる(ヒトリボッチにならない)
2 話し上手より聞き上手(うまく合槌を打ち長話をさせない/ウソとホントの使い方が決めて) 
3 相手に逆らわない(負けるが勝ち/ジャンケンと違って言い勝つ必要がない)
4 上手に褒める(直接的に褒めない/キレイねでなくどんな化粧品使ってるの)
5 胃の腑をつかめ(高級品や手作りの食品を小道具にする)

 これを読んで合点がいく。元はスリランカの旅で3人のお坊さんたちと出会った。その中のお一人の考えが書いてある。道理で長い機内の旅でいろいろとお話した意味がこの5点から分かる。どういっても母を失くして2年が経過した3回忌法要の後に出かけたスリランカの旅。今では忘れてしまった感がある親を亡くした哀しみ。だが当時は今の何倍も何十倍も哀しかった。何を見ても話しても食べても、寝ている以外は哀しみだけだった。話を聞いていただけるだけで有難かった。この5点はいい!

 話は変わって先日来から見ているNHKのドキュメンタリー番組。一昨日はヒトラー暗殺計画を見る。悪運強いヒトラー。一般の国民や周りの人たちから何度か暗殺を企てられる。しかし、そのいずれも失敗に終わる。時限爆弾での暗殺計画が多い。ある時は視察に訪れた先で何分間か滞在が短かったために未遂に終わる。またある時は机の下に仕掛けられた爆弾を少し横にずらしたために頑丈な机に守られてヒトラーは生き延びる。確実に死んだと思ったらなんと演説している声が聞こえる。

 こうして生き延びたヒトラー。もしも初めの暗殺計画が成功していればヒトラーによる被害者はかなり減っていただろうという。一昨日のテレビで見た最悪の場面はヒトラーが否と思った人の死にざまをいわゆる絞首刑でなく筋肉がぶら下がる状態にさせてその状況をカメラに写させるという場面。これが人間か、と思えるほど残酷だった。ヒトラーの最期は周りに取り巻きもいなくなり傍にいた僅か何日かの嫁となる人を道ずれにして自殺。

 今朝の地元紙を読むと対馬達雄氏の「ナチスと現代日本」と題した記事がある。今の日本はナチスの危うさに通じるものがあるという。しっかりせよ、国会議員!こういいたくなる。決して日本はナチスを見倣ってはいけない!

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