NHKのアナザーストーリーズ「発見!ナチス略奪絵画 執念のスクープの舞台裏」を見る。今春、ポーランドのアウシュビッツに出かけて以来、メディアに流れるナチス、ヒトラーなどのキーワードが目につくようになった。昨夜はナチス時代に略奪した名画の存在をテレビで見る。名画を持っていたのはナチスから預かった人の息子。親はすでに死亡し、極秘裏に名画を保管していた。その人物は決して自分自身の身分を明かさず、国籍もドイツでなくオーストリアに変更し、病院へ行くこともなかった。死後、部屋に置かれていたのは山積みされた缶詰類。絵を売って生活していた。
番組HPによると「2012年、ドイツのマンションの一室で、ナチスによって強奪された1200点もの絵画が発見された!中にはピカソ、ルノワール、マティスなど世界的巨匠の名画が!世紀の発見のきっかけはある老人のささいな疑惑。だがその裏に数々の謎が…。なぜ当局は発見を1年以上も公表しなかったのか?自室で絵画を隠し続けていた、幽霊のような男の正体とは?第2次大戦の混乱と真実、歴史の闇を掘り起こした記者たちの舞台裏!」とある。
謎の人物はある人によって顔を隠し撮りされて正体が暴かれる。誰とも交流せず、家族も持たない生活。絵画という財産を所有しても心の中は闇を抱える。決して楽しい人生ではない。この謎の人物もナチスによって自分の人生を略奪された…。似た番組が民放のBSでも同時間帯に放送された。なぜ、この期に及んで…。
フルートのレッスンに出かける。今月から月4回のレッスンを2回に変更する。さらう曲は発表会で吹こうとしたもう一つの曲。家ではフルート演奏の動画をICレコーダに録音して、それを流して練習する。とはいっても拍をちゃんと取らずに音だけ聞いてもいい演奏はできない。レッスンではしきりに拍のとり方をさらう。
レッスン後、八丁堀まで歩いて某金融機関の秋の日本画展を見る。この金融機関は日本画ばかりを所有するのか、それこそ日本画の名画ばかりが展示してある。ましてや、いつものことながらビデオを見ようとソファに座れば美味しいお茶が出てくる。何か気分もゆったりし、無料でこういうことをされるとここにお金を預けていない後ろめたさが付きまとう。かといって、今更預け直す預金もない。年に2度、1か月間ずつ開催される春と秋の日本画展。ほんとうに有難い。
昨日は木村圭吾のビデオが流れていた。ススキの原っぱを歩いてそれを絵にする。この時季はヤッパリ、ススキがいい!先日お墓に参った時、ススキを見つけた。次に参るときはデジカメを持参してススキを写そう。そういえば岡山県の蒜山高原は中旬までススキが満開(?)とニュースで知った。ススキ、この響きがいい!秋を感じる!
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