2017年10月26日木曜日

パンフルートコンサートに出かける

今年のレモンから 重さ1個155gと大きい


 今年のわが家のレモンは大豊作。今朝、1個測ってみると何と155gある。昨日、急きょ女子会NO.4さんに誘われてパンフルートの演奏会に出かける。出かける前にまずはレモンを、と今年初めて3個、枝から切り取る。多分40個くらいは実っているはず。レモンが実ると自慢気に話をしている。少しずつでも会う人にあげよう。

 インドネシアの旅でレモンが実った人やすだちが500個実った人から話を聞く。どうやって保存を、と尋ねると果汁をペットボトルに入れて冷凍保存するといいらしい。それを必要に応じて冷蔵に切り替えるという。いいことを聞いたと思って先日早速100円ショップでレモン搾り器を購入。以前のものはガラス製だった。ところがこの頃のはプラスチックであっても100円なのに果汁がこぼれないようにふたまでついている。後でうまくできるか試してみよう。

 さてパンフルートの演奏会。いただいたチケットで演奏を聞く。聞いていてパンフルートの音色に魅せられる。演奏曲目はフルートで吹く曲に似ている。フルートとパンフルート。名前は似ていても全く別の楽器。フルートを習い始めた20数年前、日本のパンンフルート奏者である岩田英憲の演奏を聞いたことがある。ルーマニアで学ばれたと聞いた。昨夜の演奏者はそのルーマニアの本場のパンフルート奏者だった。以前聞いた奏者は高音部でなく中音部以下が主な演奏だったように思う。ところが昨夜の奏者は鳥がさえずるというか鳴くというか高音部がとても綺麗。究極はプログラムの最後になってヴァイオリンと鳥とが鳴き声を競うかのような演奏をされる。これも他では見たことがなく、微笑ましい光景だった。

 また、日本の唱歌の演奏もあった。会場と一体となって歌声も弾む。ルーマニアはジプシー音楽の国。あの古澤巌もルーマニアのジプシーについて演奏法を学んでいる。その中の♪ひばり♩も演奏された。他にもピアソラ作曲の♩リベルタンゴ♪もあった。演奏曲数はかなりある。

 演奏タイトルはパンフルートトリオコンサート。ヴァイオリンはクリスチャン・チュカ、ピアノにルトゥルミー谷口玲理、そしてパンンフルートはコーネル・パナ。

 演奏中も素晴らしい音色に聞き入ってしまった。もう興奮して感動しまくる。演奏後、友だちがチケットをもらった人と話をする。以前、通っていた大学でお昼になるとどこからともなくパンフルートの音色が聞こえてきた。そばに近づくと大学の先生がデモで吹かれていた。恐る恐るお話しすると練習場所のチラシをくださった。なかを見ると火曜日。火曜日はフルートを習っていてどうにも動きが取れない。何とかほかの手段でパンフルートを習いたいと思った。結果は曜日が合わず諦めた経緯がある。

 その時の先生のことを覚えていたのでチケットをくださった人に話すと、その人もご存じの人だった。今はウラジオストックの大学で物理を教えておられるという。チケットの人は市内の某学院で練習している、と仲間に入ることをすすめられる。やりたい気持ちもある。しかし、楽器は毎日練習しないと効果がない。ただ、坐って話を聞くだけならば習ってもいいけどそれは無理なお話。

 誘ってくれた人と興奮冷めやらぬうちにと会場近くのお店でビールで乾杯。久しぶりにお好み焼きを食べる。やっぱり広島はお好み焼きじゃ、と思う。美味!

 帰りのバスを待っていると遅い時刻に人だかり。何があった、とバスに乗る見知らぬ人に声をかける。松山千春のコンサートだった。皆さん満足そうなお顔をされている。JRに乗っても同じものを持つ人が多い。最寄り駅で声をかけるとやはりコンサートに出かけたとのこと。御年はかなりのご高齢。3時間のコンサートだったとか。松山千春のコンサート、いつかぜひとも聴いてみたい!それにしても女子会NO.4さん、いい演奏会をありがとう!楽しかった!次は女子会、楽しみ!よろしく!


 ブログ投稿後、パンフルートの動画を検索すると昨夜の演奏者の動画がある。ここにアップしよう。

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