2016年1月31日日曜日

「並過菜洗」

 旧暦の暦を見ると冬は「並過菜洗」。これは「いつもの時にお菜洗い」とある。旧暦の冬は新暦11月16日から2月7日まで。あと4日もすると立春。そして8日は旧暦のお正月の春節。今朝の日差しは春の訪れまじかを思わせる暖かさ。

 今朝とは裏腹に昨日は曇り空のどんよりした寒い日だった。親の命日に気づかず、慌ててお墓参りをする。あたりを見渡す墓地には人の気配はない。日に日に親との縁も薄くなるのか気づかないことが多くなった。とはいっても、親を思わない日はない。それなのに…。

 今朝の地元紙を見ると「1902年の宇品港 写真発見」、「宮内庁所蔵 軍都広島伝える」と見出しがある。この「軍都」として発展した広島は後にアメリカの標的となり、原爆投下となっていく。なぜ首都でもない広島がアメリカに狙われたのかがこれでわかりそう。1902年といえば110数年まえのこと。自分自身が生きてきた年数を引くと近い過去である。もっと過去を知らないといけない!

 ともあれ、今日はいいお天気。いろいろ考えず、今日も元気で!

2016年1月30日土曜日

ネット上

 雨の日には、いやそうでなくてもパソコンと遊ぶ時間が長い。昨日の清原のブログで月命日のお墓参りを忘れていると気づく。気づいたときはもう遅い。今日参ることに…。他にもある人のツイッターから面白いブログに行きつく。ツイッターの人は大した人。その人が話題とする人の名は「ぶっだ」。きっとそれなりの人が書いているのだろう。
 
 ブログは「防災の心得」。ユーモアとペーソスに溢れている。いろいろと述べた後の締めは「人はいずれ死ぬものであることを自覚し、静かに死を受け入れる」。

 パソコンではないけれど昨夜のNHK Eテレの団塊スタイルから。ゲストは五木寛之。司会者が人生のどの時期が良かったですか、の質問に五木曰く「この年まで元気で生きていますからね」。じゃ、終活についての質問に「考えなくても死は誰にでも訪れますからね」と五木。そんなこと気にするな!との言葉に受け取れる。そりゃそうでしょ、聞く方がおかしい!

 雨も上がった模様。さあ、今日も元気を出して行動開始!

2016年1月29日金曜日

人生は一度きり!

 雪が降った後はまるで梅雨のように雨が降る。この雨、明日も続きそう。昨日は雨を予想して午前中、泳ぎに行く。寒い日の午前、プールへ行くにも気合が入る。気合がなくなれば自分自身もなくなりそう。この時季のプール、入る前のシャワーの暖かいこと。これで気合も更に入る。1キロ泳いだ後は誰もいない。プールもお昼休みとなる。

 家にかえってゆっくりしているとなるはずのない人から携帯がなる。何を?と思って出るとそれは訃報。うそでしょ?と思う間もなく悲しい会話が続く。日本画教室の人だった。教室の初期のころから習っておられた。2年前、同じ日本画教室で日本画を習うようになった。ところがその当時、病状が出ていたのか教室はお休みだった。その後、回復。ところが昨年末に受けられた検査入院でそのまま逝かれる。

 仕事をしなくなってから習い事やほかのことなどで外へ出る機会が多くなった。おのずと知り合う人も増えてくる。その反面、昨日のように訃報の知らせが入ることも多くなる。知り合った人の数だけ去りゆく人がいる…。

 先生と一緒に皆でご自宅を訪問したことがある。市内なのに自宅庭には梅林があった。それも数本ではなく、かなりの本数の梅の木。実がつくと梅干しにして皆に下さった。それも相当のキロ数を皆に下さる。2回いただいた。柿、無花果、ミカンなど収穫の時期には教室に持ってきてくださった。ほかにもいろいろといただいた。絵のモチーフもいただいたことがある。 

 これらのお世話だけでも大変、と思ったことがある。60歳をちょっと過ぎのまだ若い人。これからが人生、と思えるお歳。山が好きで一人で登っておられた。元気な人ほど病に侵されると早く重篤になる!?

 他にも大きな車を運転してもらって皆で柳井に出かけたこともあった。今思うとその頃も大変な時期だったのでは…。色々とよくしていただいた。ご冥福をお祈りいたします!

 人生は一度きり!そう実感する日となった。他人ごとではない。今日も元気で楽しく!人生、生きてるうちが華!いつにもましてそう思う。良く寝るモノであっても昨夜はさすがに寝つきが悪かった。気を変えて元気を出そう!

 先日見たEテレ。ゲストは若松英輔。この人を知りたくてネットで検索。HPにいいことが書いてある。勝手に引用させていただこう。

「読む」ということは、文字をたよりにして、それを書いた者と対話することです。
「書く」ということは、文字によって自分が何を感じ、考えているかを知ることです。
「読む」ことを磨くのは「書く」ことです。「書く」ことを磨いてくれるのは「読む」ことなのです。

2016年1月28日木曜日

コンビニでチケット購入

 セブン・イレブンで初めてコンサートのチケット購入。とはいってもお店の人に端末操作をお願いする始末。これ、結構手間取る。お店の人曰く「時々わからなくなります」。手数料108円也。次回からは何とか自分で入手できそう。

 このコンサートは5月のお話。暖かくなればじっとせずに今年も動くつもり。昨日は某旅行社から旅のカタログが届く。再来月、かなり遠くへ出かける予定にしている。それなのにまだどこかへ行きたくなる。久々に中国、それもまだ行っていない泰山、武陵源、そして中国東北地方に目が行く。ことわっておくけど、この行き先のすべては関空発の全日空直行便。これに惹かれる。しかし、来月始めにある某会で中国の話が出るかもしれない。そうなると、その会の話が優先する。これを待って中国行きを考えよう。

 今朝は曇り空。泳ぎに行く予定。雨が降らなければいいけど、さてさて。今日も元気で!

2016年1月27日水曜日

Tchaikovsky ♪waltz♪(from swan lake)


 3日前は最高気温1度、最低気温マイナス4度。今日は最高気温12度、最低気温1度。この差は大きい。今朝は暖かく感じる。先週は忙しくしていてプールで泳がず仕舞い。今日はプールは休館日。プールは明日にして今日はゆっくり三昧!

 さらっていたTchaikovskyのフルート曲をやっと終える。今日からは同じくTchaikovsky曲集から ♪waltz♪(from swan lake) をさらう。早い曲だけどまずはその3分の1位の速度で練習となりそう。レッスン後、再度、院展を見に出かける。先日の広響、昨日の院展と色々な知り合いと遭遇する。昨日は八丁堀展では和服の親子。駅前展ではシルバー展で最高位受賞の人と遭遇。真っ白なコートの下にはこれまた真っ白なレースがひらひらする。絵を見る時は皆さん、着飾って見る!?

 ネットで入賞者を見ると日本画教室の人たちの名もチラホラある。どの方も県美展常連入賞者。シルバー展で受賞されるのも当然かもしれない。

 属する日本画の会では先生がこの度の院展と春の院展のダブル入選。そして県美展、シルバー展では先生の門下生たちが入選されている。素晴らしい人たちの中で絵を習っている。頑張らねばと思うけどさてさて…。
 
 寒い日が続き、動きが鈍くなる。それでも昨日は1万歩近く歩いた。ところが午後2時半過ぎでお腹もペコペコ。一人で入った街中の中華のお店で食べ過ぎてしまった。食べ過ぎが一番の致命傷にとってはその後が大変。当分食べることは控えめに!今日も元気で!

2016年1月26日火曜日

『私(わたくし)流に現在(いま)を生きる』

 2日ほどの凍てつく日々。雪の日は家で冬眠するに限る。おとなしく家で本を読む。読んだのは『私流に現在を生きる』(堀文子 中央公論新社、2015年)。昨年神戸で開催された堀文子展。それを思い出しながら本を読む。この本も生き方のお手本が満載。素晴らしい生き方!中でも旅の件は特にそう。今日はこれからフルートのレッスン。寒いけど今日も一日頑張ろう!以下は本からの抜粋。

★戦争で弟を亡くしたことは、今までの人生で一番傷ついたことでした。その出来事が、以後、人に執着しない、というわたくしの一生の生き方を決めたような気がいたします。20p

★「旅をするときは一人旅」というのが、わたくしの鉄則です。…どんなに困ったときでも、「人間が生きているところなのだから、何とかなる」と思って、一人で行動いたします。59p

★絵というものは、教えることができない唯一のものです。…その感覚だけを頼りに自分で創造し、世界を作っていくのだと思います。その人の運命を開拓することは、その人自身がするべきことなのですから、誰かに教えを請うてはいけないのです。66p

★西洋文化は、勝者の歴史なのだと思います。若者と勢いのある者のために世界は存在しており、敗北者や死のすがたは劣ったものだと思っている。ですから西洋人は、敗者の平家に美を感じる日本の芸術とは違う世界に生きている民族なのでしょう。86p

★昼間撃ったウサギや山鳥、しめた鶏などが食卓の上に丸ごと出され、それをナイフとフォークで食べている西洋人を見て、そのナイフとフォークを使えば、人を傷つけることだってできることに気がつきました。日本に帰ってきて改めてお箸で食事をしてみると、ナイフとフォークの生活は野蛮にさえ感じられます。88p

★多くのヨーロッパの国々を見たことによって、西洋と東洋の表現はそれぞれ優劣がつけられるようなものではないこと、創造というのは誰の真似でもない、自分自身の中から生まれるものに他ならないということを確信したのです。90-91p

★人間は結局一人なのです。友人は素晴らしいものですが、自分の人生は自分で決めるという孤独と向き合わなくてはいけないものだと思います。97p

★六十八歳の春、わたくしはイタリアへ行くことを決めました。…お金も人との付き合いもいったんすべて捨ててしまうと、それが次の世界への下敷きとなって、失ったものが心の肥やしになります。古い水を捨てなければ新しい水は汲めないのです。134-135p

★日本画の材料は、フラスコ画のできたころの材料とほとんど同じなのだそうです。西洋の人たちの中にも日本の、東洋の感性を持つ人がいるのだと思いました。147p

★八十二歳の時、青い罌粟、ブルーポピーを求めてヒマラヤに旅しました。148p

★向うで別のブルーポピーが芽を出しているのを知ったら、こちらの株は今年の生存をあきらめて身を引くといいます。そうやって過酷な地でも種をつないでいるのです。151p

★自然と戦い、克服することによって文明を打ち立ててきた人間がいまどれほど思い上がっているか。ヒマラヤの峰を神のように思い、電気もガスもない、与えられただけの環境で満ち足りた思いで暮らしているネパールの人々を神々しく感じました。自分の体ひとつで生き抜いている人たちの威厳に満ちた暮らしが限りなく尊いものに思えたのです。なにも持たないことは、すべてを持っていることなのだ。そのことを身体で感じ、わたくしの心は震えました。154p

★どのようにすれば、自分自身の興味を枯れさせることなく、「逆上」を忘れずに生きていけるか。そう考えたときふと頭に浮かんだのは、微生物のことでした。157p

★物を知らない時がいいのです。物知りになるということは、ろくなものではないと思います。171p

★死は終わりでなく次の生命の始まりだという生々流転の思想を持っておりますので、死ぬと、わたくしの生命は何になるかと考えています。できればわたくしは木になりたいと思います。この世の生命体の中で一番厳粛で立派なのは、木と植物だと考えておりますから。175p

★赤ん坊が発する第一声は、一瞬ですべての生命活動が激変する時の声なのです。それを知った時、人間は何も考える必要はないのだ、と思いました。死ぬ時はどんな心境だろうと想像したこともありましたけれど、死ぬ時は死ぬのだ、と今は考えております。176p

★「ひとりはさびしい」と、みんな口癖のようにいいます。けれども、二人ならさびしくはないのでしょうか。もっとさびしいのではないかと思います。人間というのは誰でもひとりぼっちです。185p

★私の生涯

私(わたくし)はその日その日の現在(いま)に熱中し
無欲脱俗を忘れず
何物にも執着せず
私流の生き方を求めて歩き続けて参りました。
これが私の生きた道です。
191p

2016年1月25日月曜日

広響第356回定期演奏会

ひろしま男子駅伝ゴール付近

 今年初めて、外は一面雪景色の朝を迎える。寒い!昨日も寒かった。広島駅からバスに乗ると広響の定演会場は駅伝のためバスは通らずに迂回する。いつもとは異なるバス停で降車し、マラソンゴール付近を通って演奏会場に向かう。あと少しで選手が到着するとのアナウンス。しばし立ち止まって付近を見渡す。だが寒すぎる。大会の模様を携帯で写すとすぐにその場を立ち去る。

 昨日の広響第356回定期演奏会。そのタイトルは「友よ、平和を」。演奏曲目は下記のとおりで、指揮者に秋山和慶を迎える。

★マーラー♪さすらう若人の歌♪
バリトン トーマス・バウアー

★ベートーベン♪交響曲第9番ニ短調OP.125「合唱」

 2曲目は誰もが知るいわゆる第九。合唱団の先生など知り合い7名も参加。

 プログラムに入っていたチラシを見るとサキソフォン奏者須川展也が特別ゲストの演奏会案内がある。5月の演奏会だが、コンビニでのチケット発券が可能とある。早速チケット購入しよう。今日も元気で!

2016年1月24日日曜日

『日本の古典に学び しなやかに生きる』

 「女性総合職の8割退職」の地元紙の記事。一面の大見出しにある。女性総合職は1986年の男女雇用均等法で施行される。妹の娘である姪もこの年からはるか後に、女性総合職で入社した。しかし、職場結婚で退職。今や2児のママ。長年働いたモノからすると家庭と職場の両立でなくても社会に出て働くことは大変だった。それが両立とは、困難を極めるのも無理はない。ナニゴトも両方上手くいくとは思えない。これも人それぞれか。とはいってもやはり、この問題は簡単ではなさそう。

 昨日の日本画教室。先週に続いて葉っぱに色づけしていく。垂らしこみでの色づけは難しい。先生に1枚の葉っぱの垂らしこみのお手本を見せていただく。しかし、この通りにやってるつもりが同じにならない。ベタッーと同じ色遣いになる。ただ教室だけで描くだけ。なかなか進歩もないはず。すべては楽しむためにやっている。これでいい!
 
 今日は寒波襲来で最高気温1度の予報。冷蔵庫の中よりも冷たいこの日、ひろしま男子駅伝が開催される。幸いお天気も良く、晴れている。午後からは広響の定期演奏会に出かける。大雪になれば…との心配もなさそう。ただ駅伝のため平和大通りはバス運行の制限がありそう。何はともあれ、寒さに負けず聞きに行こう!

 以下は先日読んだ『日本の古典に学び しなやかに生きる』(加賀乙彦 集英社、2015年)からの抜粋。今日も元気で!

★四季折々の美しい風景と、自然の恵み。繰り返し読みたい書と、音楽。六十歳を過ぎたら、独り住まいを謳歌する術を身につけたいものだ。38p

★馬を買えば鞍がいるし、牛を買えば車がいる。面倒なことです。それより、ひとりで手を使い足を使い、自由に暮らすほうがよほど楽。苦しいときは体を休め、元気いっぱいなときには体を使う。これこそ養生の極意です。44-45p

★新しい自己になれば、新しい運命を獲得することができます。運を上げたいのであれば、今までの自己を変えてみる。とにかくまず手を使って足を使って行動してみる。これは非常に大切なことです。115p

★張る気を長持ちさせる秘訣のひとつは、素晴らしい美術や音楽に感応することだ。また、新しい環境に身を置き、新しい気を取り入れることも張る気を起させる。181p

★気を長く保つこと、すなわち「長生き」。気を無駄遣いしないコツを身につけよう。206p

2016年1月23日土曜日

フグその2

着きだし 小皿

フグ刺し 大きなお皿で一人前
 
フグ鍋
フグ雑炊

  つきだし、フグ刺し、フグのから揚げ(写真が行方不明)、フグ鍋、フグ雑炊、デザートなどいただく。ひれ酒はコップでなく、土瓶。この方が香りもいいらしい。
フグのひれ酒
フグのひれ  これは帰りにお店からプレゼントされる

 絵を習い始めて以来、日本画は具象画と思っていた。ところが日本画家の上村敦之の本を読むとなんと日本画は抽象絵画としての性格が強いという。この度の院展を見ると絵によっては油絵や水彩画と思える絵もある。絵のジャンル分けが難しくなりつつあるのだろうか。とはいっても日本画は膠を使う。これは油絵にはない。何であれ上村によると絵にはリアリティーがあるかないかという点が大事らしい。リアリティーとは描かれている空間が生きているということ。そしてその空間に生きていたいというイメージを夢想して描くといいらしい。
 
 21日から市内のデパート2か所で院展が開催されている。一昨日、フグの会食前に2か所の院展を見る。見る度、絵の好き嫌いがひどくなる。というかまだ自由には描けないので自分の好みが鮮明になるのかもしれない。

 絵といえば昨日午前は西条で美術講座を受講。それが終わると市内に出てある会場に向かう。ところがここは「悪い気」が漂う。会場に入ると一瞬で体がそう反応する。近づいてはいけない。自分に正直に…。

 こういう性格のためか、気に入る人はすぐにいい人と思う。今は清原。昨日のその人のブログを見る。「手帳」のタイトルできれいな文字で書いている。それは山本五十六の「男の修行」の言葉。これを手帳に書いて自らを励ます。この山本五十六は高倉健も手帳に書いていた。しかし、同じ文かどうかは知らない。自分自身も30代のころからノートや手帳に気に入った文など書いていた。今はブログに書きとめる。

 清原は野球という頂点を極めた人。それなのに、いろんな人から受ける悔しさをさらけ出して自分で手帳に書いた言葉をみて頑張る。この気持ち、よくわかる。てっぺんが誰よりも高かった分、悔しさも人並み以上に味わうだろう。でもまた這い上がる人。頑張れ!

 今日はこれから日本画教室へ。今日も元気で!

2016年1月22日金曜日

フグ、フグ、フグ!

 昨日のYahoo!には"老後は「1人暮らし」が幸せ 家族同居より生活満足"のネット記事がある。掲載された著者の本を読んだことがある。この記事にあるような幸せが一人暮らしであるかどうかは何とも言えない。しかし、どんな状況にあっても100%の幸せがあるとも限らない。そう思えば、これも人それぞれの考えで幸せと思えばそれはそれでいい!
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6188338 (参照)

 幸せ、といえば昨夜がそうだった。フルート仲間6人でフグをいただく。場所は流川。先日お店の場所を確認したにもかかわらず、夜に行くとそれも戸惑う。うろうろしていると人も集まり始める。大きなお皿に一人ずつ盛られたフグ刺し。肝を先に食べると、その食べ方ではないとのこと。肝も薬味と共にポン酢に混ぜてフグ刺しをいただくそうだ。これ、食べなれたヒトでないとわからない。残りのフグを教えてもらった人からいただいた肝を混ぜると確かに美味!

 突き出し、フグ刺し、フグのから揚げ、フグ鍋、フグ雑炊、デザート…と次々とフグがテーブルに並ぶ。究極はフグのひれ酒。香ばしいフグの香りがするひれ酒。お猪口で3杯頂く。ビールやワインは大丈夫。ひれ酒も美味!

 それにしても美味しいモノをいただくのは至福の時。皆、幸せな顔をされている。日に日にデブになると話すとこれも皆さん同じらしく、「それは明日から考えましょう!」と若い人が言う。そうか、明日はどうなるかわからんのじゃ。今、美味しいモノをいただいて要らぬことは明日から…ね。

 それにしてもどんな料理よりも日本の料理はおいしい。手を加えず素材を生かした日本の割烹料理。またお店の女将さんがこれまたいい人。

 元気を満杯に充電したところで頑張ってフルート練習しよう!今日も忙しい日。これから西条へ。その後は市内へ出て某講義を聞く。今日も元気で!

2016年1月21日木曜日

大寒!

 旧暦12月12日の今日1月21日は大寒。寒いはずである。大寒にはお寺から寒行に参られる。ところが今夜はフグの会食で留守にする。留守とわかっていながらお寺に参っていただくのも気が引ける。昨日朝、勇気を出してお寺へ電話。お布施を…と告げると気にしないようにとのこと。父はお寺に関してはきっちりする人だった。そう思い、すぐにお布施を持ってお寺に向かう。若奥さんと話していると甘酒をすすめられる。大関の甘酒を2瓶もらって帰ろうとするとお上人と遭遇。優しく接していただくと気持ちが和む。

 今年になってあることにとらわれていた。ところがお寺に行く前にそれは決着。良くないことを思った自分が悪いと気づく。毎日見る清原のブログのコメントにいいことが書いてあった。それは「食」とは「人」が「良」と書くということ。そうか、「食」べるとは「人」に「良」いとは…。だから食べられなくなると人の命も尽きてしまうのか。

 お寺を出ると牡蠣を買いに行く。やっと生食用の江田島の牡蠣を購入。家で牡蠣を買って食べるのは何年振り?親任せで食べさせてもらっていた。もう10年以上は買っていないだろう。塩で牡蠣を洗っていると大きな殻がついている。これは下手な人がカキの殻をむいたのだろう。その大きさは数センチ四方。驚いてしまう。本来ならば生の酢牡蛎で食べたい。しかし、初めて自分でやることなのでここは大事を取って牡蠣の鍋にする。きれいに洗った牡蠣、椎茸、白菜、春菊など入れる。ぐつぐつしてくる。美味しそう!1人鍋もなかなかいい。ほんまに美味しいモノを食べると幸せじゃ。広島の牡蠣。せっかく地元にいるのに長く家で調理して食べることがなかった。これを機会に今年はどんどん食べよう!

 今夜は牡蠣でなくフグ。今年の年賀状にはフルートの先生と習っている人から「フグ、食べるの楽しみ!」の言葉が添えられている。これを見てみんな楽しみにしていると知って微笑ましかった。やっぱり、美味しいモノを食べるのは幸せ!そして楽しみ!

 今日から院展が始まる。オープニングセレモニー参加の葉書をもらっている。だが、参加すると一日が長くなる。これは諦めて会食前に院展を見ることにしよう。今日も元気で!

2016年1月20日水曜日

日本の古典を読む!

 今朝は今年一番の冷え込み!?晴天の朝はお天気が良すぎて冷たい。昨日はフルートのレッスン日。テレビでは雪景色を伝える。しかし、わが家のあたりは雪とは無縁。今さらっているのはTchaikovsky曲集。この曲は昨年のフルート発表会前からさらっている。途中、発表会用の曲や合唱の催しで他の曲をさらった。さらっている曲はあと少しで仕上がりそう。

 明日はフルート仲間の新年会、というかフグを食べる日。2年前に一度出かけている。今回はお店集合で一人では場所がわかりそうにない。その場所は流川にある。レッスン後、お店の場所確認に行く。夜の繁華街もお昼はひっそりしている。新天地の派出所を目安に歩く。次の信号を中に進むと目的地が見つかった。これで明日は一人で行ける!

 お昼を食べずに次は画廊に向かう。以前、桔梗の絵を見て気に入った画家のグループ展に行く。最終日のためか、会場はグループの人たちで賑やか。その中を一人入って見学する。「時」というテーマで2枚の絵がある。サムホールに描いてある。今回も気に入ってしまった。

 さらに歩いて駅前のデパートに入る。軽めのお昼を食べてジュンク堂で本を2冊購入。今年になって加賀乙彦の本を読んで古典に刺激される。これまで古典の本をちゃんと読んでいなかった。今年は古典を読もう。岩波の本2冊購入。現代語訳でないため難しそう。だけど1年を目標に読む予定。今日も元気で!

2016年1月19日火曜日

「打つ手は無限」



「打つ手は無限 」

すばらしい名画よりも、
とてもすてきな宝石よりも
もっともっと大切なものを
私は持っている
どんな時でも、
どんな苦しい場合でも
愚痴は言わない
参ったと泣き言を言わない
何か方法はないだろうか、
何か方法はあるはずだ
周囲を見回してみよう
いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ず何とかなるものである
なぜなら
打つ手は常に無限であるからだ


 昨日の朝、合唱の練習に出かける。最寄りJR駅を降りて目的地までの川沿いを歩く。小雨が降り出す。目の前には大きな虹がかかる。長い時間、消えそうにない虹。早速携帯で写す。今一歩の写し具合だが、朝から虹とは気分がいい!

 新年初の合唱の練習日。皆さん、お元気な姿で…。3月には施設を訪問するとか。これまでの訪問は習い事と重なり参加していない。今回も重なると話すと訪問を重視するようにとのお話。フルートの出番となる。合唱の練習後は3人でお寿司を食べに行く。本格的なお寿司屋さんで美味!うち2人は一回りも上の人たち。だが、お元気。一人はスキーをするために岩手県まで行く手配をされたという。もう一人は平成30年まで免許更新したと嬉しそうに話される。

   この2人に囲まれるとますます元気で…と思う。家に帰って清原のブログを見る。 「打つ手は無限 」の言葉がある。信頼する人からいただいた額。その中に書いてある言葉だそうだ。どんな人も人に励まされて生きている。この文、早速ブログに引用させてもらおう。

  今朝は起きると雪が降っていた。この時間は晴れていいお天気。雪にはならないだろう。今日はこれからフルートのレッスンへ。今日も元気で楽しく!

2016年1月18日月曜日

♪フライデー・ナイト・ファンタジー♪ (ボルト作曲)

 地元の区民文化センター主催のクラシック・コンサートが年に10回開催される。ところがこれまで地元でさらに無料ということでほとんど聞きに行ったことがなかった。ところが今回は開催パンフを見て以来、聞くのを楽しみにしていた。その勘は当たり、とてもいいコンサートだった。いつも聞いたり吹いたりしているフルート。それに加えてトランペットやサキソフォンなどの演奏もある。ニューイヤー・コンサートに相応しい演奏会だった。中でもトランペットの音に魅了される。


 トランペットが奏でる♪フライデー・ナイト・ファンタジー♪ (ボルト作曲)は哀愁を帯びる。聞いていてトランペットは広い荒野に佇み、一人吹く青年で、サキソフォンは夜のしじまにアルコールを友として吹く大人を連想させる。その点、フルートは子供のままのイメージ。人によってそれは違うかもしれない。
 
 ああ、トランペット、習ってみたい!これ、シルクロードの何もない砂漠で一人で思いっきり吹く。想像するだけでも楽しい。だれか、有名人で吹ける人、やればいいのに…。でも、吹きながら音が出なくて涙が出そう。ああ、これは夢!?新たな年の朝日が昇るころを見計らってトランペットを奏でる。妄想も甚だしい!?

 もらったパンフを見るとピアノ演奏者の一人は東京芸大を出て日本クラシックコンクール第3位受賞とある。すばらしい人が身近で演奏される演奏会。今年度は今回が最終回だそうだ、来年度は迷わず聞きに行こう。

 今朝はこれから今年初の合唱の練習日。元気を出して歌を歌おう!今日も楽しく!

 ここで余談。年賀状が2枚当たった。1枚は妹からでもう1枚は東京の旅仲間からの年賀状。この旅仲間の年賀状は前にも当たったことがある。去年は1枚も当たらなかった。今年は2枚。これで由としよう!

2016年1月17日日曜日

サムホール

 絵のサイズのSMをサムウオールとブログにアップしていた。これは間違い。昨日の日本画教室でサムホールと気づく。サムホール(thumb-hold)とはネットによると小型のスケッチ箱とスケッチ用の板で箱の底の穴に親指を入れて持つことからこの名があるという。

 近いうちに文化センターで展示会がある。サムホールに描いた椿と苺の絵を展示する。それ用にと購入した額が高いと先生に話す。大人の服と子供服を比べても大小の大きさで価格に違いがあまりない。それをたとえて先生は話される。手間から言えばむしろ小さい方が大変かもしれないと妙に納得。

 葉っぱの絵を描いている。黄色、黒、橙色、モスグリーンと次々と色をかえて葉っぱに色づけする。かえる度、いい具合になったと1人で感動してしまう。毎回のことながら絵の完成までにはまだまだらしい。なんとか日本画教室も2年を終えて3年目に突入。しかし、今一歩、自分でやっていることがわからない。その都度先生に尋ねる。習っている人は1年先輩の人以外は皆さん15年、20年選手。先生との応答がどうもおかしいらしい。ここは皆の笑いものになってもいい。それよりも知らないことを尋ねる方がいい。というか自分で早く覚えろ!?これに尽きるのかも…。

 またまた清原のブログから。昨日はBSで先日行われた名球会の放送を見る。カープの選手でないにもかかわらず、清原見たさで見る。深夜にはすぽるとに生出演。だが、これは寝る方が勝って見られず残念。今朝、その人のブログを見ると顔が生き生きしている。現役時代を知らなくてもなぜか人を惹きつけるところがある。てっぺんからどん底を知った人の強さか。ブログから伝わる頑張る姿。応援しよう!頑張れ!今日も元気で!

2016年1月16日土曜日

バス事故から

 今朝の新聞はスキーバス転落事故の記事。スキーは生まれて一度もしたことがなく、ましてやスキー場へ出かけたこともない。とやかく言える立場でないが、それにしても…と思ってしまう。これを催行したバス会社はいったいどんな会社!?30年前に初めて海外旅行に出かけた。そのときから何度目かは、ただ新聞の宣伝する旅行社のツアーに参加した。その底辺にはツアー料金と行く先だけの基準があった。

 ところが父が亡くなった25年前のお正月、トルコあたりを旅行した。その年のトルコは大雪でオランダからの飛行機が飛ばなくて日本への帰国が延びた。その時のツアー会社は大手旅行社。帰国するまでの観光やホテル、食事、家族への電話連絡費用などすべて旅行社が負担してくれた。それ以来、旅行会社を意識し始める。今でもそれは根強くあり、安さだけを求めず旅行社を気にする。日本の日帰りツアーも同じこと。B型好奇心旺盛人間でもこだわりはある。

 2,3日、ゆっくりしていた。しかし、今日から忙しい日が続く。明日からのお天気を見ると寒くなりそう。大寒も近い。6日の寒の入りから2日ほどお寺から寒行に参られると思って準備していた。それは勘違いで寒行は大寒だった。だが、その夜はフルート仲間でフグを食べる日。留守にする…。

 大寒といえば牡蠣。毎年この時季になると瀬戸内の島から牡蠣を取り寄せていた。そして酢牡蛎を食べた。ところが親もいなくなるとそれも食べられない。スーパーで牡蠣をみて、酢牡蛎でなくても牡蠣の料理を、と思う。だが、下ごしらえで手間取りそうで買う気にならない。仕方なく、お店で売っているカキフライを買って食べる。この時季は牡蠣が美味しい。今夜は勇気を出して生の牡蠣を買って牡蠣雑炊を作ろう!これも慣れれば簡単かもしれない。

 これから日本画教室へ。今日も元気で!

2016年1月15日金曜日

♪トンボ♪


 インドネシアの首都ジャカルタでISによる連続テロが発生した。インドネシアは4か月前に出かけている。だが、行ったのはジョグジャカルタであり、ジャカルタへは出かけていない。今年、所属する会からインドネシアの旅が予定されている。さてさてそれはどうなることやら…。

 旅といえば世界のどこでもISの恐怖がある。再来月、行く予定の国は大丈夫!?というか、いろんなことを気にしていてはどこへも行かれない。事件に巻き込まれたら…と考えても仕方がない。そうなったらそうなったときのこと。行くしかない!

 さて、昨日の清原のブログ。♪トンボ♪の話だった。この歌は知らない。早速いつものごとくネットで検索。清原引退セレモニーの模様の動画アップがある。これを見て凄い選手だったんだと改めて知る。毎日アップされるその人のブログを見ると頑張る様子がうかがえる。そして、嬉しそうな顔でアップされると見るものまでが元気になる。

 今朝も寒い!寒い季節は冬眠!?じっとしていてはいけないとはわかっていても自然と動作が鈍くなる。もっと暖かくなれば、「おとなび」利用で九州へ、と思ったりする。だが、寒くては冬眠の方が勝りそう。今日も元気で!

2016年1月14日木曜日

♪ひとすじの白い道♪


 今日の最高気温予想は8度。10度を切ると暖房を入れると話された青森の人。この人は合唱団の代表。10度以下は寒い日ということ?寒くても一度は家から自転車で外に出る。とはいっても気候が良い時とは違って寒くなると動きも鈍くなる。自然と家にいる時間も長い。そういう日のお友達(?)はパソコンとラジオ。昨日の午後の「歌謡スクランブル - あなたにエール (2)」は歌謡曲。ここは日本人。一人の歌声で大ホールを魅了する日本の歌謡曲。素晴らしい。何気なく聞いていると森進一の♪ひとすじの白い道♪だった。だったといっても、初めて聞く。曲名を覚えようとネットで検索して知る次第。

 若い頃はアリスに夢中だった。ところがなにごとも過ぎると嫌になってくる。あれほどコンサートに行ったのに今ではその声さえ聞くのもいや。全員ではなく、気に入っていた人が一番嫌になる。ところがコンサートも行かず、いいなと思う南こうせつや森進一はいつまでも嫌にならない。これはどういうこと!?

 歌番組は好きでよく見る。それなのに、この曲は聞き覚えがない。昨夜はミックスリスト~森進一の動画に聞き入る。聞きながら就職したころのことを思い出す。初めての入社話は想像できないほど滑稽だった。それをきっかけにしてこれまで人の縁によって生きてきた。まるで自分の意志はないかのように…。それは仕事面だけではない。習い事、社会人大学生、海外旅行などナニゴトにも当てはまる。そう導いてくれた人は今でも皆さん、大切な人。感謝!感謝!

 これからはどんな人の縁によって進んでいくのだろう。楽しみといえば楽しみ。さて今日はどんな日?頑張って!

2016年1月13日水曜日

”D3”~”D”

 昨日は今年のフルート習い初め。ソノリテの後、先生が読まれるフルートメーカーの機関誌には”D3”や”D”の文字が並ぶ。”D”は”レ”と気づくが”D3”はわからない。一般のフルートは3オクターブの音が出る。記号につく数字はオクターブで3は一番高いオクターブを表す。さらう途中、面白いモノで吹いてみる。まるで風車のようなもの。しかし、いくら吹いても目指す箇所の風車?は回らない。いつも回るのは同じトコ。これは吹く練習になりそう。早速手に入れる手配をする。

 レッスン後、街中の画材屋に立ち寄る。サムウオールに描いた絵の額購入に出かける。サムウオールはA4よりも小さい。しかし、額を購入すると重たすぎる。楽器は持つは、額は持つは、で荷が重すぎてデパートで遊んで帰れない。ましてや、購入前に以前絵の人たちと出かけた三越前のホテル内のレストランで一人ランチ。時刻も1時半のため、レストラン内は数人の客。そのほとんどはサラリーマン。食べ過ぎた感じで歩き始める。額購入後はデパート内を見て回る勢いなし。携帯万歩計は8千歩近くだった。

 それにしても額の価格が高すぎる。習い始めの小さな絵。それなのに額は絵よりも偉そうな顔をしている。もう安いので…と思ってもそこは専門の画材屋。有無を言わせず買う羽目になる。即売会で1,2万円の絵の価格はもしかして額代!?朝からぼやかず、今日も元気で!

  なお余談としてD3とDは3オクターブの高低はあっても同じように吹く。これ、結構大変!もちろん、他の音も同じコト。

2016年1月12日火曜日

「深層NEWS」から

 昨夜のBS日テレ「深層NEWS」。ゲストは養老孟司でテーマは「“老後の壁”克服法」。番組HPには次のように書いてある。

地方移住や老後破綻、“嫌老社会”など、老後の生き方に様々な“壁”が立ちはだかる現代社会。ベストセラー「バカの壁」の著者・養老孟司さんは「年を取ったらさすらえ」「早死にしたくなければ仕事に本気になるな」と説きます。その真意は何か。じっくり伺います。
 
 仕事はとっくにリタイア組であまり関係なさそう。だが、年はしっかり取っているので大いに関心あり。初めてこの番組を見る。「仕事」と「道楽」に分けてその違いを「人のため」と「自分のため」とに区別する。これに倣うと今は毎日が「道楽」になる。また「終活」の話題では「死は生きている人にとって存在する」という。それゆえ亡くなった人はそれはわからない。「わからないことを考えても仕方ない」から終活は考えないそうだ。それよりも「覚悟」を持って「どう生きるか」が大切らしい。この考え、大いに賛成。誰が言いだしたのだろう。この嫌なキーワード。亡くなる人である一人称に「死」はないという。

 さらに一本足でなく二本足、三本足で歩けと話す。これが一本の道であってはいけない。いろんなことに関心を抱けということだろう。

 「年を取ったらさすらえ」は先人の生き方から話される。ご自身の母親も老いてはテレビの前から10センチ動くことさえも嫌がられたそうだ。それくらい年を取ると動かなくなる。「さすらえ」はその場から動けの意味かも…。何かせよ、じっとするな!?それにしてもこの番組の司会者は賢こそう。初めて見た番組だったが、見る価値は充分ある。

 昨日お昼はプールで泳ぐ。お天気がいい3連休。プールよりも外に出かける人が多いのだろう。プールの人出は多くなかった。1キロ泳ぐ。今日はこれから今年初のフルートのレッスンが待っている。今日もいいお天気。良い一日にしよう!

2016年1月11日月曜日

それぞれの生き甲斐

 1か月余り前から楽しみが増えた。それは清原和博のブログ。現役時代の華々しい活躍は全く知らない。ただ、知っているのは有名な元プロ野球選手であり、いろいろと世間をおさがわせた人くらいのこと。ところがカープ関連の記事をネットで見るうち、清原のブログ開設を知る。興味半分でブログを訪問すると世間で言われるような人ではない。いつの間にかその人が更新するブログが楽しみとなった。これも生き甲斐!?

 今朝もその人のブログを訪問する。なんと「生きていて良かった」や「生き甲斐」のキーワードが並ぶ。以下はそのブログの一部から。この世の中、順風満帆な人ばかりではない。これからどんどん這い上がって再度活躍されるだろう。頑張れ!その人のblogの読者も日を追うごとに増え続ける。素晴らしい!

今日
約3週間ぶりに
息子達と
御飯を食べた😭
嬉しかった
本当に会いたかった⭐️
息子達の笑顔や笑い声
生きていて良かった🍀
これからも息子達の
成長を生き甲斐に
生き抜こう‼️

2016年1月10日日曜日

「生き甲斐」

 最近読んでいる福田恆存(ふくだ つねあり)の本に「幸福」は「生き甲斐」とある。これまで健康、自由、ある程度の金銭の3つを幸せとするならば、今はそうかもしれないと思ったりしていた。「生き甲斐」を改めて調べると「生きるはりあい」、「生きていてよかったと思えるようなこと」とある。

 昨夜のEテレ「スイッチインタビュー 達人たち」に104歳の医師、日野原重明と103歳の書家、篠田桃紅が出演。その中で日野原の口から何度も出てきた言葉は「生き甲斐」。

 改めて調べて気づいた「生き甲斐」。そこには自分がこれまで思っていたことは何も書いてない。健康でなければ、自由がなければ、お金がなければ、は考えなくても「生き甲斐」はあると知る。

 2人の達人の会話からそれぞれ違う生き方を垣間見る。どちらが良いとか悪いとかではない。しかし、今日まで一人で生きてきた篠田桃紅の一言一言に重みを感じる。これまでの経験で得たことを自分自身の言葉で語っている。中でも「迷いの形が文化であり、一生は迷い」という。

 日野原は「始めることが生き甲斐」で「希望を持つこと」を今でも実行している。なんと100歳を超えてから俳句を始めている。そして「一生懸命になれることが生き甲斐」という。

 2人の達人の口からは決して先々の話は出てこない。ただ瞬間瞬間を生きている。当然「悩み」などのネガティブな言葉は一切出てこない。今年になって悩みがないと話すと2人から不思議がられる。達人たちのように「今」を「生き甲斐」にしていれば悩みはないはず。悩む前にまず動け!そして、悩む前に何かすればいい!

  新年初の日本画教室。久々に絵筆を持つ。初めて挑戦するもみ紙。本画用にもみ紙にデッサンしたものを転写した。しかし、何を転写したか見えにくい。これからはもみ紙へ描くのは止めようと心に決めていた。ところが、昨日、まずは黄色で葉っぱに色づけと聞いてぬり始める。一通り葉っぱに塗ると、これだけで完成したような気になる。先生に話すと、まだまだとのこと。次は黒も混ぜて葉っぱに色づけする。さらに良くなったと自画自賛する。ここまではほんの序の口だそうだ。
 
 さっきの話の「生き甲斐」。全く関心がなかった絵。それも習ううちに画になっていくとちょっとした楽しみになる。これが生き甲斐!?

 見知らぬ旅先での非日常の楽しみや人との出会い。日常での楽しい人たちと食べて飲んでといったささやかなコト。水泳や自転車などできなかったことができるようになる喜び。親を介護していた時にもそれはあった。嬉しそうに笑ってくれる母の顔を見たときがそうだった。「生き甲斐」はいつでもどこにでもある。
 
 もしかして自分にとっての「生き甲斐」は「やりがい」かもしれない。それはできないことができたときの楽しみとなる。それにはフルートもある。何度かさらううち吹けなかった箇所が吹けるようになると嬉しい。それにはやっぱり健康であり自由に動けて少々の金銭も必要かもしれない。余談としてブログ投稿も我が「生き甲斐」に間違いなし!今日も元気で!

2016年1月9日土曜日

広響イヤー・ブック

 昨日、西条に行くために自宅最寄り駅のエレベータに乗ろうとした。大柄な女性が一人立っている。「寒い!」と声をかけると「寒い!」との返事。他に何か話すと先ほどの応答とは違って知らんふりをされる。とっさに口から出た言葉がスペイン語の「¿De dónde eres?」。その女性は「ブラジル!」。スペイン語とポルトガル語はよく似ていると聞いていた。何とか通じたようだった。ああやっぱり外国の人だ、と思っているとエレベータは駅に到着。目の前に女性の息子らしき人がいる。息子は日本語が話せる。2年前までブラジルから来て日本に住んでいたという。お正月休みを利用して来日。息子の祖父が駅のある地元に住んでいると言っていた。

 小学4年の時、家の近くに住んでいた同級生が家族とともにブラジルに渡った。その時初めてブラジルを知った。あれから半世紀以上がとっくに過ぎた。その子の名前は「マ〇イシ クニカ」。はっきりと覚えている。ブラジルに着くまではクラス担任の先生から船がブラジルに着くまでの様子を手紙で知らせてもらっていた。しかし、その後のことはわからない。もしかして、初めて外国を意識したのはブラジルだったかもしれない。

 一昨日は広響から来年度のイヤーブックが届く。年間11回の広響コンサートを聞く会員になっている。中を見るとそれ以外の広響名曲コンサートの案内もある。そのコンサートの来年2月にはヴァイオリン奏者の前橋汀子がゲストとある。この人は有名な日本のヴァイオリニスト。まずはカレンダーの日程表に一年間の広響定期演奏会を書き込み、それに加えて名曲コンサートも書き込む。前橋汀子を聞きに行くのが今からの楽しみになった。

 今年は始まったばかり。カレンダーのスケジュールもこれから日を追うごとに埋まりそう。今日はこれから本年初の日本画教室へ。これも年間スケジュールが決まっている。今日はそれがわかる日。元気を出して日本画、頑張ろう!

2016年1月8日金曜日

学び初め!

  今日の美術講座はパウル・クレー。クレーの絵の中の「インシュラ・デュルカマーラ」に目が留まる。このインシュラとはラテン語で「島」の意。デュルカマーラはさてさて?講座終了後、先生から生えたての大きなシイタケをいただく。暖かい気候で、この時季でもシイタケがたくさん生えるそうだ。今年の元気はシイタケ・パワー!?
 皆でお昼を食べた後、講座で一番若い人とコメダ珈琲でしばしのおしゃべり。今年の学び初めも元気にスタートした。この勢いのままで今年も楽しく学ぼう!

クレーの「インシュラ・デュルカマーラ」

2016年1月7日木曜日

二科展に行く

 新聞を見ると、どこかの国では水爆実験成功があり、加島祥造訃報の記事もある。世界を揺るがすIS。それに加えて水爆実験と世の中どうなるんだろう。加島祥造は数年前にテレビで見てその生き方に驚く。長野に居を構え、家族とは分かれての一人暮らし。だが、若い女性たちが身の回りの世話をする。時に、年齢に逆らってプールで必死に泳ぐ姿も目にする。それでもヒトの生命力には限界があり、老衰で亡くなる。好きなことをして自分の生き方を貫く。誰もができることではない。これも一生!?

 二科展が始まった。今年初めての展覧会に行く。日本画はなく、絵画は油絵。その中で大木の年輪を描いている絵がある。この絵に惹かれる。今朝の新聞のその宣伝記事を見るとデザインや写真部門にもいい作品がある。しかし、それはあまり注目していなかったのか覚えていない。

 美術館到着後、以前、サムウオールに描いた椿の絵を持参していないと気づく。もう少しすると区民文化センター主催の作品展がある。その時、それを展示する予定。しかし、まだ額に入れていない。美術館近くの画材屋での額の購入は再度行くことになった。
 
 最近、清原和博のブログにはまっている。今日お昼、生放送に出演するらしい。それを見た後での今日の行動開始。今日も元気で!

2016年1月6日水曜日

「描いた夢は必ず絵になる」

 泳いでプールを出ると外は雨。フード付きの服と帽子を雨合羽代わりにして家路を急ぐ。しかし、雨の中の自転車は危ない。家に着くと雨水がしたたり落ちる。昨日のプールは、泳ぐ人が多かった。浅いプールに移動すると珍しく親子ずれが2組いる。懸命に我が子に教えている姿を目にするとその場では泳げない。

 利用しているプールはスポーツセンターでない。そのため、3コースと一般のプールよりも半分くらいの広さしかない。しかし、長さは25メートルと一般のサイズ。泳いだ後はクールダウン代わりに素潜りで泳ぐ。何と昨日は20メートル潜れた。もう少し頑張れば素潜りで25メートルに届きそう。

 プールの天井は天然光を利用している。そのため、お天気の悪い日はプール内は暗い。プールサイドのある片側にだけ数か所ライトが付く。人は多いし暗い。怪我をしては大変と思い、昨日は700メートルで泳ぎを止める。

 帰宅後、テレビ欄を見ると欽ちゃんが出る番組がある。「知恵泉」で昨夜のテーマは「夢に向かって進む秘訣」。南極大陸に日本人で初めて挑んだ白瀬 矗(しらせ のぶ)を取り上げる。欽ちゃん曰く「夢は叫んでいると誰か支えてくれる人が出てくる」。そして「描いた夢は必ず絵になる」。白瀬は南極大陸の南極点到達は断念する。だが、その一部に「大和雪原」と命名して日本の国旗を立てた。南極観測船「しらせ」はこの人の名からついている。番組最後は「夢・勇気・希望」を持てば「描いた夢は必ず絵になる」との結論。また、夢は大きければ大きいほど叶うそうだ。

 今さら「夢」を語るのは変!?それでもやっぱり夢は持ち続けたい。そして、欽ちゃんのいうように「夢は叫んでいると誰か支えてくれる人が出てくる」はそう思う。今日も元気を出そう!

2016年1月5日火曜日

2016 年年賀状

 新年に届いた年賀状をしみじみ眺める。そのうち、小さな子どもさんの写真付き年賀状が6枚ある。学びの場や旅で知り合った人からのもので年齢的にも自分の子供と孫に相当しそう。そのためか、見ていて本当に微笑ましい。他にも東京在住の甥と姪がくれたそれぞれの家族の写真付き年賀状もある。甥や姪の独身の頃にはこういうやり取りはなかった。それが叔母にまで家族の様子を知らせてくれる。有難い!。身内の年賀状には他にも姪の小学生の子供たちが昨年から自分で書いて出してくれるようになった。これも嬉しい!

 年賀状も年とともになぜか同級生とのやりとりは少なくなる。しかし、習い物や旅で知り合う人たちとは年々増えてくる。最初に海外に出かけて知り合った人とは30年の年賀状の付き合い。京都の某女子大に長年勤務されていた。今年の年賀状には「様々な役職から離れることにしています。ゆっくりした時間をどのように過ごすか考えているところです」とある。

 年賀状の大半は30年間の旅で知り合った人と習いごとや学びの場で知り合った人たち。この間、数人は亡くなられた。こういう場では日常では知りえない人と知り合える。それほど多くはない枚数の年賀状。それでもいただく度に、知り合った当時の思いがよみがえる。

  最後に究極の年賀状は東京在住の姪からの写メール。「明けましておめでとう。スリランカの旅から戻りました。今年も元気に過ごしましょう!」。すぐに電話で話すと成田からスリランカは10時間の直行のフライトという。近い!広島からだと福岡→香港→台湾→シンガポール→コロンボとトランジットも多く所要時間16,7時間かかり、遠かった。今年の姪の言葉は「これで仏教遺跡はほとんど制覇した!」と満足そう。姪はミャンマーのパゴダが最高という。とはいっても旅の良し悪しは旅するメンバーにも左右される。

 いただいた年賀状からは元気な様子が伝わってくると嬉しい。そのためには、まず差し出す本人が元気でなければいけない。今日は午後からプールへ行こう。今年の泳ぎ初め。元気を出してさあ、GO~!

2016年1月4日月曜日

広島二葉山山麓七福神めぐり

 12382歩、は昨日の携帯万歩計の数字。新年から張り切り過ぎ!?元旦はお墓参りの後、地元の神社へ初詣。2日目は広島駅北口(新幹線口)からお正月だけピストン輸送している神社に初詣。昨日も同じく広島駅北口付近にある広島二葉山山麓七福神めぐりに出かける。どういっても今年のお正月は最高に良いお天気。この3日間、少し歩くと暑くなる。特に昨日の暖かさはほんまにどうかいの?と言いたくなる。ダウンのジャケットを脱いで手に持っての七福神めぐりとなった。
   
   陽気のせいで人出も多く、列をなしてお参りする。神社から神社への移動は近くてもどの参拝場所も境内に入ると階段が多い。元気でないとお参りもできない。
   
    2時間の七福神めぐりの後、デパートに入る。ここでも多くの人、人、人。欲しかった本をジュンク堂で注文すると在庫なしとのこと、残念。デパートといえば福袋。この頃気に入ったデパート内のお店に行くと服が3割引きとなっている。店員さんにすすめられて2着買おうとするがカードを持参せず、現金も多く持ち合わせていない。仕方なく1枚だけ購入。店員さん曰く「福袋は完売です」。このお店は旅好きが好みそうなブランド名がついている。家にある服を見ると数点、このブランドだった。
   
    今日はゆっくり三昧。明日から平常モードに入って行動開始。今年も元気を出して頑張ろう!
尾長天満宮(寿老人)
新幹線口から徒歩10分
                      ↓上から徒歩3分
國前寺(大黒天)
         ↓上から徒歩3分
星光寺(布袋尊)
        ↓上から徒歩3分
広島東照宮(福禄寿)
         ↓上から徒歩25分
鶴羽根神社(弁財天)
        ↓上から徒歩5分
明星院(毘沙門天)

         ↓上から徒歩2分
饒津神社(恵比須天)
ここから20分歩いて広島駅新幹線口到着

2016年1月3日日曜日

「死ぬまで若者でいたい。…」

   新たな年の天然貴石幸福おみくじは「紅玉髄」。カーネリアンともいわれ「勝運招来・意欲向上」とある。確か2年前もそうだった。「出会った石との御縁を大切に、御守り袋または財布に入れて常にお持ち下さい」とあり、さらに「このみくじには、古来より護符として力を引き出す石のいずれかが納められています」とも書いてある。それなのに2年前は入れていた財布を紛失して石も失くしてしまった。今年は大切に扱おう。また、このおみくじは福おみくじも入っている。それは第43番で運勢は大吉。「風吹けば 風 吹くまゝに 港よしと 百船千船(ももぶねちぶね) うち つどいつゝ」とある。
 
    初詣で元気を充電。新たな年が始まった。昨日のネットには伊集院静の「志を持ち一生懸命な若い人に期待」とのインタヴューがある。この人の言葉には元気が出る何かが備わっている。もうしっかり「若い人」ではないけれど「死ぬまで若者でいたい」は切に願うこと。以下は伊集院の文章の抜粋。 
 
    「死ぬまで若者でいたい。どんな年齢になっても、体の中にみずみずしい力を備えていないとだめ。いい文章はみずみずしい文章が1番。枯れるとか、枯淡とかいうのはだめなんだ。年齢ではなく、みずみずしい考えができる人が若いと思う。若い人がうらやましいとは思わないけれど、期待している。特に志を持って一生懸命、上を向いている若い人は」。
 
     お正月も3日となると年賀状も出そろった感じがする。それに交じって封書が届く。今年20周年を迎える某会の総会案内状だった。この会に入って丸2年。旅の会ではない。しかし、この間、会から3度ほど海外に出かけた。この年末年始、今回の旅の紀行文と取り組み、何とか出来上がる。今年も伊集院の言葉を見倣って元気を出して頑張ろう。さあ、行動開始!