2016年1月24日日曜日

『日本の古典に学び しなやかに生きる』

 「女性総合職の8割退職」の地元紙の記事。一面の大見出しにある。女性総合職は1986年の男女雇用均等法で施行される。妹の娘である姪もこの年からはるか後に、女性総合職で入社した。しかし、職場結婚で退職。今や2児のママ。長年働いたモノからすると家庭と職場の両立でなくても社会に出て働くことは大変だった。それが両立とは、困難を極めるのも無理はない。ナニゴトも両方上手くいくとは思えない。これも人それぞれか。とはいってもやはり、この問題は簡単ではなさそう。

 昨日の日本画教室。先週に続いて葉っぱに色づけしていく。垂らしこみでの色づけは難しい。先生に1枚の葉っぱの垂らしこみのお手本を見せていただく。しかし、この通りにやってるつもりが同じにならない。ベタッーと同じ色遣いになる。ただ教室だけで描くだけ。なかなか進歩もないはず。すべては楽しむためにやっている。これでいい!
 
 今日は寒波襲来で最高気温1度の予報。冷蔵庫の中よりも冷たいこの日、ひろしま男子駅伝が開催される。幸いお天気も良く、晴れている。午後からは広響の定期演奏会に出かける。大雪になれば…との心配もなさそう。ただ駅伝のため平和大通りはバス運行の制限がありそう。何はともあれ、寒さに負けず聞きに行こう!

 以下は先日読んだ『日本の古典に学び しなやかに生きる』(加賀乙彦 集英社、2015年)からの抜粋。今日も元気で!

★四季折々の美しい風景と、自然の恵み。繰り返し読みたい書と、音楽。六十歳を過ぎたら、独り住まいを謳歌する術を身につけたいものだ。38p

★馬を買えば鞍がいるし、牛を買えば車がいる。面倒なことです。それより、ひとりで手を使い足を使い、自由に暮らすほうがよほど楽。苦しいときは体を休め、元気いっぱいなときには体を使う。これこそ養生の極意です。44-45p

★新しい自己になれば、新しい運命を獲得することができます。運を上げたいのであれば、今までの自己を変えてみる。とにかくまず手を使って足を使って行動してみる。これは非常に大切なことです。115p

★張る気を長持ちさせる秘訣のひとつは、素晴らしい美術や音楽に感応することだ。また、新しい環境に身を置き、新しい気を取り入れることも張る気を起させる。181p

★気を長く保つこと、すなわち「長生き」。気を無駄遣いしないコツを身につけよう。206p

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