「今も、あんな介護でよかったのか、いやあれで良かったのよと自問自答する」。最近親を亡くした人が新聞に投書した記事。この気持ち、よくわかる。だが、これも時とともに「よく介護した」との思いに代わる。そして、いつしか毎日の生活に楽しさを見出し、親を介護した日も薄れていく。
緊急入院してわずか3週間でこの世から姿を消した母。入院時、老いてはいても特別な持病がなければすぐに病院を出なくてはいけない。3か所の病院を紹介してもらい、決めかけていた矢先母は亡くなった。そこは、5年間おられる病院。まだ5年は生きる、と疑わずにいた。もう少しすると、その5年がやってくる。
今になって思う。この5年近くの間、自分自身、自由になって飛び跳ねている。寂しかったこともなかったかのように…。姉が言っていた。母の最期はあれはあれで良かった、と。
新聞記事を読み、生きていれば100歳の誕生日を迎えるはずの母を思い出す。元気だった頃、写真など見て思い出さないようにと話していた母。時折、こうして思い出す。
それにしてもよく雨が降る。降るといっても降り方が尋常ではない。激しく降り続く。自転車にも乗れず、プールに行くどころではない。今日は夕方からフルートのレッスンへ。その前に久しぶりにデパートへ。その頃には雨も小降りになっている!?
今朝もターシャの番組がある。この人も生きていれば100歳らしい。
ソロで吹く予定のカッチーニの♪アヴェ マリア♪。気合を入れて!
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